アプリケーションで自動化を行うと、繰り返しの作業にかかる時間を短縮できます。また、ワークフローの処理、情報更新、計算処理、プログラムの実行、エラーチェックができます。
また、ワークフローの処理、情報更新、計算処理、プログラムの実行、エラーチェックを自動的に行うことができます。Domino® のアプリケーションでは、データベース、ページ、フレームセット、ビュー、フォーム、文書など、ほとんどの設計要素に自動設計要素を追加することができます。自動設計要素には、次の種類があります。
フォームやビューでアクションを使用すると、ユーザー起動型のタスクを設定できます。アクションは、[アクション] メニューの中で使用できるようにすることができます。また、アクションバーのボタンにして使用することもできます。特に Web ブラウザのユーザーの場合は、アクションを使用すると Notes® のメニュー項目と同様の機能を実行できます。これにより、Web ブラウザのユーザーは、Domino データベースへのアクセス時に Notes のタスクを実行できます。
ホットスポットをフォームや文書に配置すると、ユーザー起動型のタスクを設定できます。ホットスポットは、別の Web サイト、データベース、またはデータベース中の要素に対するリンクとして使用できます。また、ボタン、ポップアップ、またはアクションとしても使用できます。
エージェントを使用すると、Domino アプリケーションのどの部分にでも、ユーザー起動型のタスク、またはバックグラウンドタスクを設定できます。エージェントには、文書をフォルダに移動するといった単純なものから、Java™ プログラムを使用して複数の自動タスクを予定された頻度で実行するといった複雑なものまであります。エージェントはデータベースとともに保存されますが、エージェントを使用することにより、ビュー、文書、フィールド、データベースの自動タスクを実行できます。
設計要素が使用されるときに発生するイベントに、自動タスクを関連付けます。例えば、ユーザーが文書を保存した後に入力項目を照合するように、エラーチェックの自動タスクを設定できます。
このような自動設計要素に関連付けられたタスクを設定するには、次の要素を使用します。
プログラミング言語の知識がなくても、設計要素に自動化を追加できます。リストから 1 つ以上のシンプルアクションを選択します。シンプルアクションはカスタマイズできません。また、Web アプリケーションでは使用できません。
記述できるのは、単独で実行される@関数式、またはシンプルアクションで実行される@関数式です。LotusScript® は @関数式に結合できません。 LotusScript の Evaluate 関数を使用すると、一部の@関数を LotusScript で使用できます。
LotusScript は、スクリプト作成の要素がすべて揃った言語で、アプリケーションのほとんどすべてのタスクをサポートできます。
例えば、ボタンの onClick やフォームの onLoad のイベントで起動された JavaScript を使用すると、ユーザーとのやり取りを効率的に行い、フォームやフィールドの妥当性検査やダイアログボックスのシミュレーションといったタスクを実行することができます。Notes クライアントと Web の両方で動作するコードを入力するには、共通の JavaScript を使用します。
Java プログラムを記述したり、Java ファイルをエージェントに呼び出したりできます。