エージェントの開発中、導入中、実行中には、各段階でエージェントの実行に関する問題が発生する可能性があります。問題を診断するには次の作業を行います。
実際のデータベースでエージェントを実行する前に、シミュレーションを行ってエージェントをテストします。このテストでセキュリティやスケジュールの設定を点検することにより、エージェントが実行されるかどうかも診断されます。
エージェントログでは、エージェントの最終実行日時や実行時の問題点の有無についての情報が表示されます。
サーバーコンソールでは、3 種類のコマンドが使用できます。これらのコマンドを使用すると、エージェントのスケジュール、エージェントキューと制御パラメータの状態、エージェントに関して現在有効なデバッグ用設定の状態についての情報を表示できます。
エージェントマネージャによってデバッグ情報を記録するように指定することができます。その場合、制御パラメータ、イベント、ロードレポート、メモリ警告、パフォーマンス統計、スケジューリングのどちらの組み合わせでも、デバッグ情報を記録することができます。メッセージがサーバーコンソールに表示され、LOG.NSF に記録されます。
[ファイル] - [ツール] - [LotusScript のデバッグ] を選択して、エージェントを実行します。LotusScript のデバッガが表示され、LotusScript のプログラムで行うように、任意のデバッグ用コマンドをエージェントで実行できます。
NotesLog クラスがエージェントコードに追加され、追跡したい情報を取得できます。NotesLog クラスにより、エージェントログの情報が記録されます。