このタスクについて
例
作業をはじめる前に、エージェントを慎重に計画します。例えば、どのような種類のエージェントが必要なのか (シンプルアクション、式、LotusScript、Java™ のインポート、または Java)、何に動作するのか、どこで実行するのか、どのように起動されるのか、制限付きの操作を実行するのか、それとも制限なしの操作を実行するのか、そして誰の ID でそれを実行するのか (誰の代わりに実行するのか) といった事柄です。
手順
- アプリケーションナビゲータで、[コード] の [エージェント] をダブルクリックします。[新規エージェント] をクリックします。または、[作成] - [設計] - [エージェント] を選択します。
- [新規エージェント] ダイアログボックスで、エージェントの名前とアプリケーションの名前 (オプション) を入力します。
名前と別名には、アプリケーション内で重複しない値を指定する必要があります。(他のエージェントを呼び出すエージェントは、名前の最初のインスタンスを探して、そのエージェントを実行しようとします。複数のエージェントが同じ名前になっている場合は、問題が起こることがあります。)
- 次のいずれかを選択して、エージェントの自動設計要素を定義します。
- [OK] をクリックします。[エージェントのプロパティ] ダイアログボックスが表示されます。
- オプション: 必要に応じて、[コメント] フィールドにコメントを入力します。コメントは、エージェントのリストを表示したときに、表示されます。
- 他のユーザーが使用するエージェントの場合は、[共有] をクリックします。共有エージェントについては、他のユーザーがアクセスできるエージェントです。共有エージェントの所有権は、エージェントを保存、または再署名する他のユーザーに再割り当てできることに留意してください。
作成者だけが実行できるエージェントにする場合は、[個人] をクリックします。Notes では、個人エージェントは [アクション] メニューに表示されません。Domino Designer では、[設計者] 以上のアクセス権があれば、誰でも個人エージェントの表示と実行ができます。
Domino Designer 6 から、個人エージェントを共有エージェントに変換し、共有エージェントを個人エージェントに変換するオプションが追加されました。
- エージェントを使用して文書内のテキストを検索する場合は、[オプション] セクションで次の設定を指定することができます。
- [検索バーメニューの検索を保存] チェックボックスをオンにすると、検索バーに検索照会が表示されます。
- [文書中のハイライトを保存] チェックボックスをオンにすると、検索した文書で検索に一致した部分がハイライト表示されます。
- [クライアントのバックグラウンドスレッドで実行] チェックボックスをオンにすると、エージェントを実行して動作が完了するまで待つ必要がありません。
このオプションは、エージェント (またはこのエージェントを呼び出すトップレベルのエージェント) が [イベント] - [アクション] メニューの選択でトリガーされる場合にだけ、オンにする必要があります。
この機能の利点を完全に活用するには、データベースがサーバー上にあり、エージェントはクライアント経由で起動される必要があります。
このチェックボックスをオンにして、エージェントがフロントエンドクラスを参照した場合は、ユーザーにランタイムエラーが返されます。
- プロパティボックスの [実行] セクションで、次のエージェントのトリガーのいずれかを選択します。選択したトリガーによって、異なるオプションが表示されます。
- [エージェントのプロパティ] インフォボックスの [セキュリティ] タブをクリックして、エージェントのセキュリティを設定します。
- 必要なフィールドに入力したら、[エージェントのプロパティ] インフォボックスを閉じます。
- 検索を作成する場合は、プログラムペインで [オブジェクト] タブを選択し、[Document Selection] イベントを選択します。次に、[検索条件の追加] ボタンを使用して [検索条件の追加] ダイアログボックスを表示します。
この方法の検索作成は、Domino Designer の以前のバージョンにあった [検索] ボタンに代わるものです。
- エージェントを保存します。
エージェントは作成者の現在の ID で保存され署名されます。