自動化の式

式は、共有アクション、非共有アクション、ボタン、式結果のポップアップ表示、ホットスポット、イベント、特定のインフォボックス、エージェントに使用します。

アクションとホットスポットで @コマンド式を使用する

アクションまたはホットスポットで @コマンド式を使用する場合、このような式が機能するのは、適切な状況で実行された場合に限られます。次の点に注意してください。

自動処理式に影響するセキュリティ機能

式を使用する自動設計要素をユーザーが実行したときに、その自動設計要素が機能するのは、ユーザーがそれらを適切な状況で実行し、かつユーザーに自動タスクを実行するための十分な権限がある場合に限られます。例えば、ホットスポット中の式が @SetField を使用してフィールド値を変更する場合、そのホットスポットは、それを起動するユーザーに [読者] のアクセス権しかない場合または文書が読み込みモードの場合は機能しません。

通常、式を使用する自動設計要素は、サーバーに保存されたデータベース上では、権限のないタスクを実行することができません。これは、ほとんどのユーザーに、そのようなタスクを実行するための権限がないためです。その一方で、ユーザーに対して [管理者] の権限がデフォルトで設定されているローカルデータベースでは、式を使用した自動設計要素により、文書を変更できるのが普通です。自動設計要素に関連付ける式の知識が不十分な場合は、まず式を見直してください。

ユーザーの NOTES.INI ファイルに次のステートメントが含まれているとします。

NoExternalApps=1

この場合、次の機能を含む式は、すべて使用不可になります。

ユーザーにメッセージは表示されませんが、式が実行されることはありません。