エージェントマネージャに対して指定できるデバッグ情報の記録方法には、次のものがあります。
この文を使用すると、エージェントの読み込み、予定、パフォーマンスに関するデバッグ情報を取得できます。Debug_AMgr を指定すると、Notes® コンソールで tell amgr_debug コマンドを使用して設定を変更できます。
この文を使用すると、Debug_AMgr を使用して記録された情報の中から、部分的な情報を取得することができます。エージェントのパフォーマンスについては、Log_AgentManager を使用する場合は、Debug_AMgr を使用する場合ほどの影響はありません。
両方の文を指定した場合は、Debug_AMgr の設定が優先されます。
エージェントマネージャに対し、デバッグ情報を記録するように指定するには、NOTES.INI を編集して、次の文を追加します。
Debug_AMgr=option
この場合の option は、次の中から 1 つ以上の項目を選択できます。
NOTES.INI で Debug_AMgr を指定し、エージェントをサーバーで実行したら、Notes コンソールと Notes Log (LOG.NSF) でデバッグ情報を確認します。デバッグ情報をサーバー上の別ファイルに記録するように変更することもできます。デバッグ情報を別ファイルに記録するよう指示を変更すると、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。情報の出力先を指定変更するには、NOTES.INI を編集して次の文を追加します。
DEBUG_OUTFILE=<file-name>
ローカルワークステーションに保存されたデータベースでエージェントを実行する場合は、Notes コンソールはサーバー上にしかないため、出力指示を変更する必要があります。
エージェントマネージャに対し、Debug_AMgr を使用する場合より簡単なデバッグ情報を記録するよう指示するには、NOTES.INI を編集して、次の文を追加します。
Log_AgentManager=option
この場合の option には、次の中から 1 つを選択します。複数のオプションは選択できません。