Web アプリケーションへの Java サーブレットの組み込み
サーブレットは、ブラウザからの要求に応えて Domino Web サーバーが実行する Java プログラムです。サーブレットは、Web アプリケーションにパワフルな機能を付加する便利な手段です。ある意味では、サーブレットは CGI プログラムのように動作しますが、よりサーバーに緊密に統合され、特別な Java クラスを活用できます。例えば、サーブレットはリレーショナルデータベースまたは基幹連携モデルシステムに接続して、Web ブラウザからの要求に応答してデータを取得することができます。
Domino Designer アプリケーションへの XML の組み込み
拡張可能マークアップ言語 (XML) は、マークアップ言語を作成するための標準で、文書上のデータの構造と意味を表します。XML は文書の内容と表示形式を分け、データの転送について共通のフォーマットを World Wide Web (WWW) または企業イントラネットに提供します。これは、使用するシステムに関わりなくデータを利用できるようにする技術です。
アプリケーションへの OLE オブジェクトの組み込み
オブジェクトのリンクと埋め込み (OLE) と OLE ツールを使用すると、Domino Designer の機能を拡張することができます。
OLE 技術を使用すると、ワークシート、図形ツール、その他のデータソースなど、異種アプリケーションからのデータを使用しているアプリケーションに統合できます。
MAPI を使用してアプリケーションを開発する
Domino Designer
Release 6 以降では、MAPI (Messaging Application Program Interface) がサポートされています。これにより、Domino と Microsoft Outlook や Microsoft Office アプリケーション、またはユーザーが作成した C++ プログラムなどの MAPI 準拠のメッセージングアプリケーションとの間で、メールシステムの統合を図ることができます。
Web アプリケーションでは使用できない機能
Web 専用、または Notes クライアントと
Web クライアントの両方で使用できるアプリケーションを作成する開発者は、Web でサポートされていない機能を以下の表で確認してください。
Web アプリケーションの URL コマンド
Web サイトをプログラミングするにはさまざまなオプションがあります。Domino URL
コマンドを使用すると、アプリケーション内の文書やビューなどのオブジェクトを直接操作できます。Domino URL コマンドをフォームに HTML として追加することで、ユーザーにデータベース間の移動や他のタスクを迅速に実行するためのショートカットを提供できます。