アプリケーションでは、次のナビゲーションツールを使用できます。
- アウトラインを使用すると、アプリケーションの編成構造を作成できます。また、ナビゲータペインでの設計要素の表示方法を変更できます。アウトラインでは、テキスト、図形、自動操作を組み込んだ洗練されたサイトマップを作成できます。また、データベース設計要素を、Web サイトにリンクしたり、別のデータベースのページ、文書、ビューへのリンクと組み合わせたりできます。このようにアウトラインはデータベース内にある要素から作成されるため、ナビゲータよりも柔軟性が高く、管理が容易です。
- ナビゲータとは、アプリケーションの特定の部分へ移動するための、図形によるロードマップです。フォーム、ページ、またはビューと同様、ナビゲータは独立した設計要素であり、図形、テキスト、アクションボタンの組み合わせです。ナビゲータをフォームまたはページへ埋め込むこともできます。埋め込みナビゲータの利点は、ナビゲータを他のフォーム設計要素やページ設計要素と組み合わせることができる点と、アプリケーションでのナビゲータの表示を統一するためのナビゲータテンプレートを設計できる点です。ただし、設計後のナビゲータは静止画で柔軟性がなく、変更しにくいという欠点もあります。
- イメージマップとは、プログラム可能なホットスポットを備えた図形です。ホットスポットをユーザーがクリックすると、アクションが実行されます。ナビゲータとは異なり、イメージマップはフォームまたはページにのみ保存できます。イメージマップは、テキストとその他のフォーム設計要素やページ設計要素と簡単に組み合わせることができます。イメージマップの表示方法を変更するには、非表示式や表示用の計算結果式を使用します。ほとんどの場合、イメージマップは、アプリケーションの優れた操作構造を作成するために必要な機能をすべて備えています。ただし、多数の図形やボタンを組み合わせる場合は、イメージマップではなくナビゲータを作成した方が効果的です。