アプレットは、Domino® アプリケーションで実行できる自己完結型 Java™ プログラムです。Java アプレットは、Web アプリケーションにアニメーションを追加するためによく使用されます。Java アプレットはほとんどの場合、Web アプリケーションで使用されますが、Domino アプリケーションの次の要素にも取り込むことができます。
- フォーム -- アプレットはそのフォームで作成される各文書に取り込まれます。
- 文書 -- アプレットはその文書でのみ使用できます。
- ページ -- アプレットはそのページでのみ使用できます。
Java アプレットは通常、ファイルの集まりであり、その中の 1 つのファイルがメインクラスを含みます。このファイルがそのアプレットの開始点となります。また、イメージファイル、アーカイブファイル、Java ソースファイルが含まれる場合もあります。Java アプレットファイルは、次のように保存できます。
- アプレットを呼び出す場合、アプレットファイルは Java アプレットを取り込むフォーム、文書、またはページに非表示ファイルとして添付されます。
- アプレットにリンクする場合、アプレットファイルは Web 上に保存されます。そのアプレットファイルへの URL 参照は、Java アプレットを取り込むフォーム、文書、またはページに保存されます。
- 共有アプレットリソースを設定する場合、ファイルは、それらのファイルを使用する Java アプレットを取り込むデータベースに保存されます。
Java アプレットの要件と制約
- Java アプレットは Internet Explorer 4.x および 5.x と Netscape Navigator 4.x のほとんどのリリースでサポートされています。ブラウザサポートは、プラットフォームに依存します。サポートされるブラウザの最新情報については、リリース情報のトピック「サポートされている Web ブラウザ」を参照してください。
- Notes® 4.6 以降で作成した Java アプレットは、アプレットが Web 上に格納されていてパラメータがない状態でないと、それ以前のリリースの Notes では動作しません。
- Notes 6.0 以降では、Java Virtual Machine (JVM) バージョン 1.3 をサポートしています。
- Domino オブジェクト (バックエンドクラス) を使用するスタンドアロン型の Java アプレットはすべて、バックエンドクラスライブラリ (lsxbe) の作成に使用した JVM バージョンと同一のバージョンで実行する必要があります。例えば、スタンドアロン型 Java アプレットが Domino バージョン 6 の lsxbe.so を使用していて、lsxbe.so が JVM 1.3.1 を使用している場合、そのスタンドアロン型アプレットも JVM 1.3.1 を使用して実行する必要があります。
これ以外のどの構成もサポートされません。