共有アプレットリソースを設定する

このタスクについて

複数のファイルを伴う大きな Java™ アプレットの場合、関連ファイルを共有リソースとしてデータベースに保存することを考えます。ファイルを共有リソースとして設定すると、それぞれのアプレットにコピーが格納されるのではなく、すべてのアプレットで同じファイルのコピーを共有することができます。この設定により、ファイルの更新が必要なときに 1 つのファイルを更新するだけで済みます。複数のデータベースを使用するアプリケーションの場合に、関連するすべてのデータベースで使用する共有リソースを 1 つのデータベースに保持できます。

共有アプレットリソースを作成するには

手順

  1. 共有リソースの設定先にするデータベースを選択します。
  2. [リソース] - [アプレット] を選択します。
  3. [新規アプレットリソース] をクリックします。
  4. [基本ディレクトリ] フィールドで、Java アプレットのファイルが保存されるパスを入力します。
  5. [有効な Java ファイル] リストから、共有リソースとして設定したいファイルを選択し、[すべて追加/置換] をクリックします。
  6. [OK] をクリックし、名前を入力します。[OK] をクリックします。Domino では、すべてのファイルをここで入力した名前を持つ共有リソースとして保存します。
  7. オプション: 共有アプレットリソースをダブルクリックして、[Java リソースのプロパティ] インフォボックスを開きます。[基本] タブで、共有アプレット名を変更したり別名を付けられます。アプレットを構成するファイルを参照することもできます。

共有アプレットリソースを使用するには

このタスクについて

共有アプレットリソースは、現在のデータベースから取り込んだり、デスクトップ上の別のデータベースから取り込んだりできます。

手順

  1. 文書を開き、リッチテキストフィールドをクリックします。
  2. [作成] - [Java アプレット] を選択します。
  3. [Java アプレットの作成] ダイアログボックスで、次を行います。
    • [ファイルシステムからアプレットを呼び出す] を選択します。
    • [基本ディレクトリ] に、アプレットのファイルへのパスを入力します。
    • [クラス名] に、メインクラスの名前を入力します。
  4. すべての関連ファイルとアプレットの共有リソースを見るには、[ロケート] をクリックします。
  5. [参照] リストで [リソース] を選択し、共有リソースがあるデータベースを指定して、関連するアプレットのファイルを選択します。[すべて追加/置換] をクリックします。
  6. [OK] を 2 回クリックします。