アプリケーションの作成

すべての Domino アプリケーションは、Domino データベースで始まります。Domino データベースとは、アプリケーションのデータが保管されている入れ物です。データベースは、データ、データを表示するための構造、アプリケーションのための設計要素からできています。Domino アプリケーションを構成するために使用するデータベースを、1 つだけにする場合と、複数にする場合があります。

Domino databases

Domino Designer では、1 つのアプリケーションを作成して、これをイントラネットとインターネットの両方で使用できます。 データベースの構造は、Notes® クライアントの場合も Web ブラウザの場合も同じです。通常のデータベースと Web データベースの違いは、表示のメカニズムにあります。つまり、Notes クライアントではなく Web ブラウザでデータベースを表示すれば、それは Web データベースということになります。 設計作業はすべて Domino Designer で行います。フレームセット、ページ、フォーム、フィールド、ビュー、アウトラインなど、Notes と同じ設計要素を使用して、コンテンツの表示や編成を行います。

複合アプリケーションを作成する場合は、Domino Designer または Expeditor でコンポーネントを作成できます。その後、Composite Application Editor または WebSphere® Portal でコンポーネントやポートレットをアセンブルできます。複合アプリケーションの作成とアセンブルの詳細については、IBM® Composite Applications Wiki (http://www-10.lotus.com/ldd/compappwiki.nsf) の「複合アプリケーションの作成プロセス」トピックを参照してください。