アプリケーション全体で使用するイメージのリソースライブラリを作成することができます。イメージリソースを使用すると、イメージを 1 箇所でまとめて管理することができます。 イメージリソース内のイメージが変更された場合、ソースファイルの変更と更新を行うと、このイメージを参照しているすべてのアプリケーションに変更内容が送信されます。
以上の操作により、このイメージをコントロールパレットから選択できるようになります。ページ設計を作成する際に、このイメージをコントロールパレットから XPage などにドラッグアンドドロップすることができます。
コントロールパネルからイメージをインポートするには、以下の手順を実行します。
インポートしたイメージは、アプリケーションナビゲータの [リソース] - [イメージ] セクションにも表示されます。以上の操作により、コントロールパレットの [コアコントロール] セクションからイメージをドラッグアンドドロップするたびに、イメージリストが使用可能になります。
このタブには、選択されたイメージの情報が表示されます。名前、別名、コメント、ページ位置、表示オプションなど、基本プロパティと拡張プロパティをイメージファイルレベルで設定することができます。このタブを使用して、イメージのプリビューを表示することもできます。さらに、次の項目を指定することもできます。
このタブでは、Web アプリケーションにおけるイメージの操作方法に関するプロパティを設定するためのオプションが用意されています。以下のフィールドがあります。
[イメージリソースのプロパティ] インフォボックスの [設計] タブで、次の設計オプションを選択します。
フィールドまたはボックス |
説明 |
---|---|
テンプレートから設計を引き継ぐ |
設計要素が変更を継承するテンプレート名を記述します。 |
更新時に再設計/設計の置換を禁止する |
設計の更新/置換時に、データベースの設計要素が修正されないようにします テンプレートを使用してデータベースの設計を更新または置換する場合、このオプションが有効かどうか確認し、無効であればテンプレートの設計プロパティでこのオプションと [設計の変更が禁止されていることを知らせる] を選択します。 |
設計の変更が禁止されていることを知らせる |
データベースがこの設計要素を継承する場合は、このチェックボックスを選択します。これにより、[更新時に再設計/設計の置換を禁止する] チェックボックスオプションも継承されます。また、[更新時に再設計/設計の置換を禁止する] チェックボックスは、あらかじめ選択された状態です。 |
Notes® R4 以降のクライアントのメニューに設計要素を表示しない |
このチェックボックスを選択すると、その設計要素が Web ユーザーに表示されなくなります。 |
[設計要素を非表示にする] の [Web ブラウザ] |
このチェックボックスを選択すると、その設計要素が Web ユーザーに表示されなくなります。 |
[設計要素を非表示にする] の [Notes R4.6 以降のクライアント] |
このチェックボックスを選択すると、その設計要素が Notes R4.6 以降のクライアントに表示されなくなります。 |
テンプレートの作成と設計の継承の詳細については、「アプリケーションの完成と設計変更の管理」の章のトピック「テンプレート」を参照してください。
現在のデータベースで作成、保存したファイルからイメージリソースを挿入できます。
作成したイメージリソースの名前を変更するには、次の操作を行います。
作成したイメージリソースを削除するには、次の操作を行います。
パススルー HTML を使用して、データベース内のイメージリソースを参照できます。
イメージリソースを再設計する場合、表示されるデータベース内のすべての場所にその変更を配信できます。
そのイメージリソースは、参照されるすべての場所で自動的に更新されます。
全従業員のメールのヘッダーとして図形を表示するよう選択できます。会社のメールテンプレートのイメージリソースに、会社のロゴを追加するだけで使用できます。メールテンプレートへのアクセス権を持つ従業員のみに対してレターヘッドが表示されます。社外の人間やインターネットメールのアカウントしか持たないユーザーなど、他の受信者は、標準のレターヘッドを受信するようになっています。
カスタムのレターヘッド作成の詳細については、Developer Domain の「カスタムのレターヘッドを作成する」を参照してください。