図形を使用する

このタスクについて

図形が定義されたページやフォームを使用すると視覚的な効果が大きくなりますが、表示と印刷に時間がかかります。文書、フォーム、ビュー、ナビゲータの場合と同じように、ページに対しても図形の貼り付けやインポートを行うことができます。Domino® Designer では、GIF (Graphics Interchange Format) と JPEG (Joint Photographic Experts Group) の図形はそれぞれの固有フォーマットで保存されます。したがって、図形を忠実に表示するには、これらが最も優れています。その他の種類の図形は、GIF89a フォーマットに類似した、プラットフォーム独立の 256 色フォーマットで保存されます (GIF は 256 色イメージです)。

図形には、次のものがあります。

図形を準備する

このタスクについて

図形を準備する場合は、描画プログラムで作成した図形にできるだけ近い画像を表示することが重要です。図形の表示は、ユーザーが使用するビューアー、オペレーティングシステム、カラーモードによって異なります。

  • ビューアー -- Notes クライアントまたは Web ブラウザ。
    • 対象ユーザーが Notes ユーザーだけならば、Domino カラーパレットか Web カラーパレットのいずれかを使用してください。
    • 対象ユーザーが Web ユーザーだけならば、Web カラーパレットを使用してください。
    • 対象ユーザーが Notes ユーザーと Web ユーザーの両方ならば、白黒または非常に単純なカラー図形を使用するか、Web カラーパレットを使用してください。
  • オペレーティングシステム

    GIF や JPEG 以外のフォーマットの図形の色は、常に 256 色以下に設定してください。256 色以下に減色すると、高解像度の図形の画質が低下する場合があります。しかし、256 色以下に設定することで、各種プラットフォーム上で、色を正しく表示できます。

  • カラーモード -- 16 カラーモード、256 カラーモード、または High/True/24 ビットカラーモード

    すべてのユーザーが True カラーモード表示のマシンを使用している場合、図形作成に必要な操作は 256 色以下への減色だけです。ユーザーが 256 色モードで稼働するマシンを使用している場合、カラーパレットを使用して、あらかじめ定義された色のテーブルに図形で使用されている色をマップします。

カラーパレットを変更する

このタスクについて

ユーザーが Web 上でアクセスするようアプリケーションを設計している場合は、IBM® Domino カラーパレットを Web カラーパレットに変更すると、色の精度が高くなります。カラーパレットを変更するには:

手順

  1. [ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。
  2. [基本] タブの [追加のオプション] リストにある [Web パレットを使用する] チェックボックスをオンにします。[Web パレットを使用する] チェックボックスがオフになっている場合、Domino Designer では、Domino カラーパレットが使用されます。

タスクの結果

注: Web ユーザーがデータベースを開くと、Domino では、GIF 形式と JPEG 形式以外の図形は GIF 形式または JPEG 形式に変換されます。システム管理者は [画像ファイル形式] フィールドで形式を指定します。これは、サーバー文書の HTTP サーバーセクションの一部です。詳しくは、『Domino システム管理』を参照してください。