フォーム、サブフォーム、ページ、またはビューのアクションを作成する

このタスクについて

アクションをフォーム、サブフォーム、ページ、ビュー、またはフォルダに作成すると、ショートカットを 1 回クリックするだけで、ビューや文書定型タスクを実行することができます。アクションは設計要素の一部になり、個別の文書とは別に保存されます。アクションを作成するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. フォーム、サブフォーム、ページ、ビュー、またはフォルダを開きます。
  2. [作成] - [アクション] - [アクション] を選択します。[アクションのプロパティ] インフォボックスが表示されます。

    [作成] - [アクション] メニューから、サブアクションのあるアクションを作成したり、システムアクションを挿入したり、共有アクションを挿入したりすることもできます。サブアクションのあるアクション内のアクションは、ドロップダウンメニューに表示されるサブアクション用の入れ物であり、その式やコードを実行することはありません。システムアクションは、一般的に使用されている機能 (文書の編集、転送など) のグループで、グループとして挿入できます。また、不要なものは削除することもできます。共有アクションは、複数のビューやフォームで使用可能なアクションを定義する個別の設計要素です。

  3. [アクション情報] タブで、次の操作のうち 1 つ以上を実行します。
    • アクションの名前を入力します
    • ラベル名 -- アクションに動的なラベルを付ける場合は、ラベルフィールドに式を入力します。これにより、動的なラベルがボタンまたはチェックボックスの名前として、またはアクションメニュー上に表示されます。動的なラベル付けは、Domino® Designer 6 以降でのみサポートされることに注意してください。以前のバージョンの Domino Designer では、名前をラベルとして使用します。
    • 当てはまる場合は、アクションのターゲットとなる (現在のフレームセットの中の) ターゲットフレームを指定します。例えば、ビューを開くアクションを作成する場合、ビューを開くフレームの名前を指定します。
    • アクションの表示タイプを選択します。[ボタン]、[チェックボックス]、または [メニューセパレータ] を選択できます。
    • [アクションバーにアクションを含む] チェックボックスをオンにして、アクションバーのアイテムとしてアクションを使用可能にします。
    • アクションがボタンアクションの場合は、アイコンだけがアクションコントロールバーに表示されるようにもできます。
    • [アクションボタンを右に揃える] チェックボックスをオンにして、アクションコントロールを [アクションバーのプロパティ] インフォボックスの設定とは反対側に整列させます。必ずしも右揃えである必要はありません。例えば、[アクションバーのプロパティ] インフォボックスで [ボタンを左から始める] を選択し、[アクションのプロパティ] インフォボックスで [アクションボタンを右に揃える] を選択した場合、ボタンは右側に表示されます。しかし、[アクションバーのプロパティ] インフォボックスで [ボタンを右から始める] を選択し、[アクションのプロパティ] インフォボックスで [アクションボタンを右に揃える] を選択した場合、ボタンは実際には左端、つまり、[アクションバーのプロパティ] インフォボックスの設定とは反対側に整列されます。
    • [アクションメニューにアクションを含む] チェックボックスをオンにして、[アクション] メニューのメニューアイテムとしてアクションを使用可能にします。
    • アクションにサブアクションがある場合、複合アクションでビューを要素として使用するときは [分割ボタンとして表示] チェックボックスをオンにします。このオプションを選択すると、アクションバーにこのアクション用のボタンが 2 個表示されます。左のボタンにはアイコンとボタンのラベルが表示され、これをクリックすると最初のサブアクションが実行されます。右のボタンにはドロップダウン矢印が表示され、これをクリックすると全サブアクションを示すドロップダウンメニューがアクティブになります。ラベルの式は、更新時に再実行されます。
      注: [分割ボタンとして表示] オプションは、Personal Information Management (PIM) の複合アプリケーション設計、メール、カレンダー、連絡先にのみ使用できます。Notes® の設定を調整してこのオプションを表示する方法については、IBM® Composite Application Wiki (http://www-10.lotus.com/ldd/compappwiki.nsf) で「複合アプリケーションの他のビュー設計要素オプション」トピックを参照してください。このオプションもビュー/フォルダ設計の親アクションと共有アクションにのみ使用できます。このオプションは、フォーム、ページ、またはサブフォーム設計の親アクションには使用できません。また、どのような状況でもサブアクションに使用することはできません。
    • アクションボタンに表示するアイコンを選択できます。このアイコンは、右クリックメニューには表示されません。Notes の図形を使用する場合は、Notes を選択して [イメージ] をクリックし、Notes で使用可能な図形の一覧からアイコンの図形を選択します。
      ヒント: アクション名またはアクションのラベルを指定しないと、ボタン全体にグラフィックが表示されます。アクション名がないため、アクションメニューのリストには表示されません。しかしリストの最後のスペースを選択することでそのアクションを実行できます。
  4. オプション: [アクション非表示] タブで、どのような場合にアクションを非表示にするかを指定します。
  5. オプション: [詳細] タブで、ユーザーがアクションを起動した後に、Notes のワークフローをどのように進めるのかを指定します。
  6. プログラムペインのインフォリストで、[オブジェクト] タブをクリックして、作成したアクションを選択します。
  7. クライアントコードタイプの 1 つ、または Web プログラムコードタイプの 1 つを実行するアクションをプログラムするには、[実行] プルダウンリストで [クライアント] または [Web] を選択します。

    自動タスクを Notes クライアントで実行する場合は、[クライアント] をクリックします。これによって、次の [クライアント] コードオプションのいずれかを選択できます。

    自動タスクを Web ブラウザで実行する場合は、[Web] をクリックします。これによって、次の [Web] コードオプションのいずれかを選択できます。

  8. フォーム、サブフォーム、ページ、ビュー、またはフォルダを保存します。

サブアクションのあるアクションを作成するには

このタスクについて

1 つ以上のサブアクションのあるアクションを作成すると、アクションの階層リストを作成できます。アクションをドラッグアンドドロップしても階層を作成できます。サブアクションのあるアクションを作成するには:

手順

  1. フォーム、サブフォーム、ページ、ビュー、またはフォルダを開きます。
  2. [作成] - [アクション] - [アクションとサブアクション] を選択します。メインアクションが、インデントされたサブアクションとともに、アクションペインに表示されます。[アクションのプロパティ] インフォボックスも表示されます。
  3. メインアクションとサブアクションを定義します。

    他のアクションをドラッグアンドドロップすることでも、メインアクションのサブアクションにできます。

システムアクションを作成するには

このタスクについて

システムアクションを作成するときは、標準のビューおよびフォームのアクションの事前定義リストを作成しています。

手順

  1. フォームまたはビューを開きます。
  2. [作成] - [アクション] - [システムアクション] を選択します。作成したアクションの一覧がアクションペインに表示されます。これらのシステムアクションには次のものが含まれます。
    • Categorize
    • 文書の編集
    • 文書の送信
    • 前方検索
    • フォルダに移動
    • フォルダから削除

アクションをコピーおよび削除する

このタスクについて

アクションをコピーするには、[アクションペイン] リストでアクションを選択し、[編集] - [コピー] と [編集] - [貼り付け] を選択します。

アクションを削除するには、[アクションペイン] リストでアクションを選択し、[編集] - [削除] を選択します。

アクションのプロパティを変更するには、[オブジェクト] リストでアクションを選択し、[設計] - [アクションのプロパティ] を選択します。

自動化の設定を変更するには、[オブジェクト] リストでアクションを選択し、プログラムペインで処理タスクを編集します。

アクション メニュー

手順

アクションメニューには、Notes ソフトウェアに含まれるメニューコマンドだけでなく、アプリケーションで特定の場合に状況に応じて使用できる自動化機能の一覧が表示されます。ビューを開くと、ビューに関連するアクションと手動で実行されるエージェントだけが、Notes ユーザーに表示されます。文書を開くと、文書の作成に使用されるフォームに関連したアクションと手動で実行されるエージェントが、Notes ユーザーに表示されます。Web ユーザーの場合、アクションメニューは表示されません。

エージェントを呼び出す

手順

フォームまたはビューのアクションを使用すると、エージェントを実行できます。エージェントを呼び出すには、@Command([RunAgent])、@Command([ToolsRunMacro])、または OpenAgent URL コマンドを使用します。