エージェントと Web サービスをプロファイルする

エージェントや Web サービス内の、LotusScript® または Java™ で記述された Domino® オブジェクトの呼び出しはモニター可能で、経過時間をレポートすることができます。

エージェントまたは Web サービスでプロファイルを有効にするには、プロパティインフォボックスの [セキュリティ] タブを選択し、[エージェントをプロファイル] または [Web サービスをプロファイル] チェックボックスをオンにします。プロファイルは、有効にしたエージェントまたは Web サービスが実行されるたびに発生します。エージェントのプロファイルは、Notes クライアントと Domino サーバーの両方で作成されます。

最新の実行に対するプロファイル結果を表示するには、該当するエージェントを選択して [エージェント] - [プロファイル結果の表示] を選択するか、該当する Web サービスを選択して [設計] - [プロファイル結果の表示] を選択します。

結果は、非表示フォーム $BEProfile ベースの文書に表示されます。結果文書の見出しには、エージェントまたは Web サービスの名前と作成時刻が設定されます。結果文書の Body アイテムには、呼び出された各 Domino オブジェクトメソッドを示す行と、次の 5 つの列からなる表が含まれます。

• [Class] -- [Session]、[Database]、[Document] などの正規名を使用した Domino オブジェクトのクラスの名前です。
• [Method] -- [CurrentDatabase]、[AppendItemValue]、[Save] などの正規化された名前を使用した Domino オブジェクトのメソッドまたはプロパティの名前です。
• [Operation] -- プロパティの操作のタイプ (Get または Set) です。
• [Calls] -- メソッドかプロパティが呼び出された回数です。
• [Time] -- 呼び出しにかかったミリ秒単位の時間です。(<) 記号は、計算するには十分な時間ではなかったことを意味します。

LotusScript NotesAgent クラスには、新しいメソッド GetPerformanceDocument が含まれています。このメソッドは、エージェントのプロファイル結果を NotesDocument オブジェクトとして返します。