データベース内の文書を表します。
包含元: NotesDatabase、NotesDocumentCollection、NotesNewsletter、NotesUIDocument、NotesView、NotesViewEntry
包含要素: NotesDateRange、NotesDateTime、NotesEmbeddedObject、NotesItem、NotesMIMEEntity、NotesRichTextItem
NotesDocument オブジェクトを新規作成するには、次のどちらかを使用します。
New は指定されたデータベースに文書を作成して、文書を表す NotesDocument オブジェクトを返します。新規文書をディスクに保存するには、Save を呼び出す必要があります。
Dim variableName As New NotesDocument( notesDatabase )
または
Set notesDocument = New NotesDocument( notesDatabase )
notesDatabase
新規文書を作成するデータベースです。
既存のデータベースにアクセスするには、次のような方法があります。
ビューを取得すると、NotesView クラスのメソッドを使用して任意の文書にアクセスできます
文書のコレクションを取得すると、 NotesDocumentCollection クラスのメソッドを使用して特定の文書にナビゲートできます。
文書を作成、変更、削除した後は、Save メソッドを呼び出して変更を保存する必要があります。
Save を呼び出す前にスクリプトを終了させた場合、NotesDocument に加えた変更はすべて失われます。変更を保存するときは、常に Save を呼び出します。
Save を呼び出すと、文書に何もアイテムを追加していない場合でも文書はディスクに保存されます。
すでに説明したプロパティに加えて、アイテム名も NotesDocument オブジェクトのプロパティとして扱えます。例えば、次のスクリプト行は文書の Subject アイテムの値を「Hello」に設定します。
doc.Subject = "Hello"
詳しくは、AppendItemValue メソッド、ReplaceItemValue メソッドを参照してください。
スクリプトは NotesDocument のプロパティかメソッドの 1 つに初めてアクセスしたとき、暗号化された文書を解読しようとします。暗号解読に失敗したときはエラーになります。