文書のフォームにデフォルト値、変換式、確認式が定義されている場合に、これらの式を実行して文書を検証します。
flag = notesDocument .ComputeWithForm( doDataTypes , raiseError )
doDataTypes
Boolean 型。このメソッドはこのパラメータを無視します。 True か False のいずれかを指定します。
raiseError
Boolean 型。True の場合、検証に失敗するとエラーになります。False を指定すると、エラーは発生しません。ただし、検査が失敗するとメソッドは False を返します。
文書の使い方に応じてフォームが次のように決定されます。
Notes のユーザーインターフェースでは、文書の作成にフォームを使用しなければなりません。文書はフォームの入力確認式の要求を満たさなければなりません。文書がこのような要求を満たしていない場合は、ユーザーインターフェースによって知らされます。Notes クラスを使用するとフォームを使用せずに文書を作成できます。ComputeWithForm メソッドを使用すると、文書に配置されたデータがフォームの要求を満たすかどうかを調べることができます。ただし、ユーザーインターフェースとは違い、ComputeWithForm が False を返すかエラーを起こした場合でも文書を保存できます。
しかし、新しい文書の作成時には、バックエンドにフォームアイテムは存在しません。ComputeWithForm がデフォルトのフォームを使用しないようにするには、文書の作成時にそのフォーム上に [Form] フィールドを組み込みます。このように、まずバックエンドから準備することによって、新しい文書で期待される結果を得ることができます。でなければ、作成した文書のフォームではなく、デフォルトのフォームに存在するフィールドに基づく結果しか得られません。