GetItemValue (NotesDocument - LotusScript®)

文書内の指定された名前のアイテムの値を返します。

定義位置

NotesDocument

構文

valueArray = notesDocument .GetItemValue( itemName$ )

パラメータ

itemName$

String 型。アイテムの名前です。

戻り値

value

指定された名前に含まれる値を返します。のデータ型はアイテムのデータ型に応じて変わります。

Notes® アイテムの種類

戻り値の種類

リッチテキスト

String 型の配列。アイテムのテキスト。属性のないテキストに変換されます。

文字列または文字列のリスト (Names、Authors、Readers アイテムを含みます)

String 型の配列

数値または数値リスト

Double 型の配列

日時値または日時値の範囲

DATE 形式の Variant 型の配列

GetItemValue が配列を返すとき、配列の各要素はアイテムの値に対応しています。アイテムの値の数が 1 つのとき、配列の要素は 1 つだけです。

使用法

複数のアイテムが同じ名前を持つ場合は、このメソッドは最初のアイテムの値を返します。

テキスト、数値、日時アイテムの場合、アイテムの値が 1 つのときでも、GetItemValue は常に配列を返します。アイテムの値が 1 つだけであると分かっているときは、配列の第 1 番目の要素にアクセスします。配列の第 1 番目の要素のインデックスは 0 です。アイテムに複数の値があると分かっているが、その個数については分からない場合には、Forall ステートメントを使用して配列要素に繰り返しアクセスします。

NotesDateTime、NotesDateRange オブジェクトの配列として日時値を取得するには、GetItemValueDateTimeArray を参照してください。

「拡張クラス」構文

GetItemValue を使用せずに、フィールドの内容に直接アクセスできます。次の 2 つのステートメントの意味は同じです。

t = lastDoc.GetItemValue( "Topic" )
t = lastDoc.Topic

この構文を使用すると、他の NotesDocument プロパティにアクセスしたり変更するのと同じ方法で、アイテムにアクセスしたり変更できます。戻り値はほかの NotesDocument プロパティの場合と同じです。つまり、文字、数値、日時のアイテムの場合は値の配列が返され、リッチテキストフィールドの場合は文字列が返されます。

この構文を使用すると、次のようにアイテムの値を設定することもできます。

mailMemo.Subject = "Update on stock options"
Call mailMemo.Save( False, True )

1 回限りのスクリプトでこの構文が使用できる場合、次の理由により GetItemValue を優先的に使用します。

この構文でアイテムの値を設定する方法の詳細については、AppendItemValue メソッドと ReplaceItemValue メソッドを参照してください。

クロスリファレンス

Java™ Document クラスの getItemValue メソッド

式言語の @Count 関数

式言語の @GetDocField 関数

式言語の @GetField 関数

式言語の @GetProfileField 関数