@GetField (式言語)

指定されたフィールドの値を返します。

注: この @ 関数は、Release 6 で新しく追加されました。

構文

@GetField ( fieldName )

パラメータ

fieldName

文字列。現在の文書にあるフィールドの名前です。

戻り値

value

指定したフィールドの値です。

使用法

フィールドが存在しないときは、Null が返されます。

この @関数は、移植可能なコードを記述するときなど、フィールドの名前を変える必要がある場合に便利です。

この関数は、完全なフィールド値を返します。フィールドが複数の値を格納可能な場合はすべての値が、リッチテキストフィールドである場合はリッチテキスト値が含まれます。

  1. [greeting] フィールドのデフォルト値が「Hello」のとき、Web 上または Notes 内でアクセスされるフォームの計算結果フィールドに次のコードを追加すると、Hello が表示されます。
    @GetField("greeting")
  2. 次の計算結果フィールド式は、2 つのフィールドの値を掛け合わせます。これらのフィールドの名前は、現在のフィールドの名前に接尾辞を加えたものです。
    @GetField(@ThisName + "_Quantity") * @GetField(@ThisName + "_Cost")

クロスリファレンス

LotusScript® NotesUIDocument クラスの FieldGetText メソッド

LotusScript NotesDocument クラスの GetItemValue メソッド

Java™ Document クラスの getItemValue メソッド