@DocFields (式言語)

文書のすべてのフィールドのリストを返します。

構文

@DocFields

戻り値

fields

文字列リスト。リスト内の各アイテムは文書にあるフィールド名です。

使用法

この関数は、文書内で実行するどの式でも使用できます。列式やビュー選択式では機能しません。

文書を保存した後では、返されるリストにはいくつかの Notes 内部フィールドも含まれています。このようなフィールドには、フォームが保存されたときに追加される [Form] フィールドや、フォームに別の文書やデータベースへのリンクが含まれていることを示す [$Links] フィールドなどがあります

  1. 次の例では、文書のフィールド名、例えば「Form; result; name; phone」が返されます。
    @DocFields
  2. 次の例をフォームのフィールドで使用する場合、そのフォームのリッチテキストフィールドにデータベースまたは文書へのリンクが含まれていれば Yes が返されます。
    @If(@Contains(@DocFields; "$Links"); "Yes"; "No")
  3. 次の例をフォームの postopen イベントで使用すると、ユーザーはフォーム内のフィールドのリストから変更するフィールドを選択し、そのフィールドに設定する値を入力できます。
    Field fieldtochange := @Prompt([OkCancelEditCombo]; "Edit Fields"; "Please select the field you want to edit."; ""; @DocFields);
    @SetField(fieldtochange;(@Prompt([OkCancelEdit]; "New Value"; "Please enter a new value.";"") )
  4. 次の式をフォームのフィールドで使用すると、フォームが保存されている場合にそのフォームに含まれているフィールドの数が返されます。
    @Elements(@DocFields)-2

    現在のフィールドと Notes の内部フィールドである [Form] フィールドを除くために、要素の総数から 2 を引きます。

クロスリファレンス

LotusScript® NotesForm クラスの Fields プロパティ

Java™ Form クラスの Fields プロパティ