@Count (式言語)

リスト内の文字列、数値、日時値の数を計算します。この関数は、常にリスト内の要素の数を示す数値を返します。

@Elements と似ていますが、評価する値がリストではない場合や Null 文字列の場合に 0 ではなく 1 を返す点が異なります。

注: この @ 関数は、Release 6 で新しく追加されました。

構文

@Count( list )

パラメータ

list

文字列リスト、数値リスト、または日時リスト。

戻り値

numElements

数値。リスト内の要素の数が返されます。値がリストではない場合や Null 文字列の場合は、1 が返されます。

  1. 次の式では、[stooges] フィールドの内容が文字列リスト "Moe":"Larry":"Curly" のときは、3 が返されます。
    @Count(stooges)
  2. 次のコードでは、[Sails] ビューの [Kevlar] カテゴリに 4 つのエントリがあっても、ビューの 3 番目の列の値が [ビューの #] シンプルファンクションによって求められるときは、1 が返されます。
    @Count(@DbLookup("";"Server/Name/Notes":"Cost¥¥Materials.nsf";"Sails";"Kevlar";3))

    この式で 1 が返されるのは、[ビューの #] シンプルファンクションによって作成されたリストは標準的な数値リストではなく、特殊文字列のリストであるからです。@Count の代わりに @Elements を使用すると、0 が返されます。

  3. 次の式は、[Asia_total] フィールドと [USA_total] フィールドの要素を並列演算によって比較してから最大数のリストを返します。この 2 つのフィールドの内容は、それぞれの地域におけるその年の月別総売上高を表す数値リストです。
    tAsia := @Count(Asia_total);
    tUSA := @Count(USA_total);
    dif := (tAsia - tUSA);
    result := @If(@Sign(dif) = -1;@Subset(USA_total;tUSA=@Abs(dif));
    @Subset(Asia_total;(tAsia - dif)));
    @If(@Sign(dif) = -1;@Max(Asia_total;result);@Max(result;USA_total))

    アメリカの第 4 半期売上高がまだ通知されていない場合は、9 月までについて通知された数値を比較した結果のみが表示されます。2 つのリストの長さを等しくするために 9 月の売り上げを 3 回繰り返すというデフォルトの動作は実行されません。

クロスリファレンス

LotusScript® NotesDocument クラスの GetItemValue メソッド

LotusScript NotesItem クラスの Values プロパティ

Java™ Document クラスの getItemValue メソッド

Java Item クラスの Values プロパティ