Values (NotesItem - LotusScript®)

読み書き可能。アイテムに含まれる値を示します。

定義位置

NotesItem

データ型

データ型はアイテムの種類に応じて変わります。

読み込みの際には、アイテムのデータ型によって Values のデータ型が決まります。

アイテムの種類

Values のデータ型

リッチテキスト

String 型。フィールドの文字列。文字列は属性のないテキストに変換されます。

文字列または文字列のリスト (Names、Authors、Readers アイテムを含みます)

String 型の配列。スカラー値は 1 要素の配列です。

数値または数値リスト

Double 型の配列。スカラー値は 1 要素の配列です。

日時値または日時値の範囲

DATE 形式の Variant 型の配列。スカラー値は 1 要素の配列です。

添付ファイル

String 型の配列。最初の要素には添付ファイルの名前が入ります。

書き込みの際には、Values のデータ型によってアイテムのデータ型が決まります。

 

value のデータ型

作成される Notes アイテム

 

String

value を含むテキストアイテム

 

String 型の配列

value の各要素を含むテキストアイテム

 

Long 型、Integer 型、Double 型、Single 型、Currency 型

value を含む数値アイテム

 

Long 型、Integer 型、Double 型、Single 型、Currency 型の配列

value の各要素を含む数値アイテム

 

DATE 形式の Variant 型、NotesDateTime 型、NotesDateRange 型

value を含む日時アイテム

 

DATE 形式の Variant 型の配列、NotesDateTime 型の配列、NotesDateRange 型の配列

value の各要素を含む日時アイテム

 

NotesItem

データ型と値が NotesItem と一致するアイテム

必要に応じて型変換が発生します。例えば、浮動小数点数値アイテムは倍精度であるため、Single 型の値は Double 型に変換されてから保存されます。

構文

取得する場合: valueArray = notesItem .Values

設定する場合: notesItem .Values = valueArray

使用法

文字列、数値、日時、添付ファイルのアイテムのとき、このプロパティは常に配列を返します。アイテムに値が 1 つだけしかないときでも配列を返します。アイテムに値が 1 つだけしか含まれていないと分かっているときは、配列の第 1 番目の要素にアクセスします。第 1 番目の要素のインデックスは 0 です。アイテムに複数の値が含まれているが値の個数が分からないときは、Forall ステートメントを使って配列を繰り返し処理します。

添付ファイルについては、添付ファイル名を NotesDocument の GetAttachment メソッドに渡すこともできます。

このプロパティが返すアイテムの値は、NotesDocument の GetItemValue メソッドで取得する値と同じです。

クロスリファレンス

Java™ Item クラスの Values プロパティ

式言語の @Count 関数

式言語の @AttachmentNames 関数