EncryptionKeys (NotesDocument - LotusScript®)

読み書き可能。暗号化に使用されるキーです。Encrypt メソッドはこのキーを使用して文書を暗号化します。

定義位置

NotesDocument

データ型

String 型、または String 型の配列

構文

取得する場合: stringArray = notesDocument .EncryptionKeys

設定する場合: notesDocument .EncryptionKeys = stringArray

notesDocument .EncryptionKeys = string$

使用法

このプロパティの値を取得するとき、プロパティは常に文字列の配列を返します。このプロパティの値を設定するときは、単一の文字列 (キーが 1 つだけの場合) か文字列の配列を使用します。

EncryptionKeys 配列の各要素には、文書の暗号化で使用したい暗号キーの名前が含まれます。いずれかのキーを持つユーザーは、文書を暗号解除できます。 文書に暗号化キーが指定されていない場合は、文書は現在のユーザーのパブリックキーで暗号化されるため、そのユーザーだけが暗号解除できます。

データベースの文書を実際に暗号化するときは、Encrypt メソッドと Save メソッドを呼び出さなければなりません。文書がメールで送信されるときは暗号化の仕組みが異なるため、メール送信時に文書を暗号化する場合は、EncryptionKeys プロパティは無効になります。

文書の各暗号キーの名前は SecretEncryptionKeys というテキストアイテムに保存されます。このプロパティはそのアイテムの内容を返します。

クロスリファレンス

Java™ Document クラスの EncryptionKeys プロパティ