@関数を処理する

@関数はすべて値を計算するための関数であるため、@関数の型の値を記述できる場所であれば、式のどこに記述してもかまいません。式を実行すると、その位置に式の値が入ります。一部の式には 2 次的動作があります。つまり、アクションが発生します。例えば、@Prompt ではメッセージボックスが表示されます。

@関数の大部分は、どのような Notes オブジェクトを対象とした式でも使用できます。しかし、中には適用の対象が制限されているものもあります。次の表に、制限のある @関数と適用可能な Notes オブジェクトを示します。なお、現在のデータベース、ビュー、文書、フィールドに関する情報を返す @関数については、該当するオブジェクトが選択されていなければなりません。

制限のある関数

適用対象の Notes オブジェクト

@All

複製式、エージェント、ビュー選択式

@AllChildren

複製式、ビュー選択式

@AllDescendants

複製式、ビュー選択式

@Command

ツールバーボタン、手動エージェント、アクションホットスポット

@DbColumn (Domino データソース)

ツールバーボタン、アクション、ホットスポット、フィールド設計、メール以外のエージェント

@DbLookup (Domino データソース)

ツールバーボタン、アクション、ホットスポット、フィールド設計、メール以外のエージェント

@DeleteDocument

エージェント

@DeleteField

エージェント

@DocChildren

列式、ウィンドウタイトル式

@DocDescendants

列式、ウィンドウタイトル式

@DocLevel

列式、ウィンドウタイトル式

@DocMark

エージェント

@DocNumber

列式、ウィンドウタイトル式

@DocParentNumber

列式、ウィンドウタイトル式

@DocSiblings

列式、ウィンドウタイトル式

@Failure

フィールド確認式

ENVIRONMENT

式ポップアップホットスポット以外のすべて

@Environment

書き込み時の式ポップアップホットスポット以外のすべて

FIELD

ツールバーボタン、エージェント、アクションホットスポット、フィールド設計

@IsCategory

列式

@IsDocBeingLoaded

フォーム設計、フィールド設計

@IsDocBeingMailed

ボタン、ホットスポット、フィールド設計

@IsDocBeingRecalculated

ボタン、ホットスポット、フィールド設計

@IsDocBeingSaved

ボタン、ホットスポット、フィールド設計

@IsExpandable

列式

@IsNewDoc

ツールバーボタン、ウィンドウタイトル式、フォーム設計、フィールド設計

@MailSend

ツールバーボタン、エージェント、アクションホットスポット

@PickList

ツールバーボタン、手動エージェント、アクションホットスポット、フィールド設計

@Platform

ツールバーボタン、手動エージェント、ホットスポット、選択式と列式以外のビュー設計、フォーム設計、フィールド設計

@Prompt

ツールバーボタン、手動エージェント、アクションホットスポット、フィールド設計

@Responses

ウィンドウタイトル式、フィールド設計

@Return

ツールバーボタン、エージェント、ホットスポット、フィールド設計

SELECT

複製式、エージェント、ビュー選択式

@SetDocField

ツールバーボタン、エージェント、アクションホットスポット、フィールド設計

@SetEnvironment

式ポップアップホットスポット以外のすべて

@SetField

ツールバーボタン、エージェント、アクションホットスポット、フィールド設計

@Success

確認式

@Unavailable

エージェント

@ViewTitle

エージェント