@IsDocBeingMailed (式言語)

文書の現在のステータスを調べ、文書がメール送信中の場合は 1 (True) を返し、そうでない場合は 0 (False) を返します。

構文

@IsDocBeingMailed

戻り値

flag

Boolean 型

使用法

@IsDocBeingMailed はフィールド式で使用します。この関数は、ユーザーが文書をメール送信した回数を、文書が転送された回数も含めて計算する場合に役立ちます。また、メール送信中に文書を変更する場合にも役立ちます。例えば、メール送信時に文書のフォームを変更できます。

この関数は、ツールバーボタン式、ホットスポット式、フォームアクション式では使い方に制限があります。この関数は、列式、選択式、エージェント式、ウィンドウタイトル式、フォーム式、ビューアクション式では使用できません。

この関数は、Web アプリケーションでは使用できません。

  1. 次の例では、文書のメール送信中は 1 が返されます。
    @IsDocBeingMailed
  2. 次の例では、文書のメール送信の前後には 0 が返されます。
    @IsDocBeingMailed 
  3. この式は、文書がメール送信された回数を計算するフィールドで使用します。この式を [TimesMailed] という計算結果フィールドの定義として使用するとき、フィールドは 0 に初期設定します (文書はまだメール送信されていないため)。[TimesMailed] には、メール送信のたびに 1 が加算されます。したがって、文書が 1 回メール送信されるとフィールドの内容は 1 になり、その後文書がメール送信されるたびに 1 ずつ増えます。
    @If(@IsUnavailable(TimesMailed);0;
    TimesMailed+@IsDocBeingMailed)