@DocNumber (式言語)

列式またはウィンドウタイトル式で、現在の文書またはカテゴリのエントリ番号を表す文字列を返します。例えば、2.3 は 2 番目のエントリの後の 3 番目のエントリの文書であることを示します。

構文

@DocNumber @DocNumber( separator ) @DocNumber( "" )

パラメータ

separator

文字列。オプション。文書番号で「.」(ピリオド) の代わりに使用する分離記号を指定します。記号は 1 文字でなければなりません。

""

空の文字列引数。オプション。文書番号の最下位の値 (つまり右端の構成要素) を返すことを指定します。

戻り値

docNum

特殊文字列。ビューの文書またはカテゴリの文書番号を表す値が返されます。特殊文字列は数値には変換できません。

使用法

@DocNumber は列式やウィンドウタイトル式で使用します。ウィンドウタイトル式やフィールド式で使用する場合、文書を保存して再び開くまでの間の式は ”0”と評価されます。この関数は、これ以外の式では使用できません。

この @関数は文書を開いたときに計算されます。ビューから印刷するときなどのように、文書が開いてない場合は、返される結果は予測できません。

列式での場合を除いて、この関数は、Web アプリケーションでは使用できません。

クロスリファレンス

LotusScript® NotesViewEntry クラスの IndentLevel プロパティ

LotusScript NotesViewEntry クラスの GetPosition メソッド

Java™ ViewEntry クラスの IndentLevel プロパティ

Java ViewEntry クラスの getPosition メソッド

  1. 次の例では、エントリ 37.1.3 に対して 37.1.3 が返されます。
    @DocNumber
  2. 次の例では、エントリ 37.1.3 に対して 37-1-3 が返されます。
    @DocNumber("-")
  3. 次の例では、エントリ 37.1.3 に対して 3 が返されます。
    @DocNumber("")