@Platform (式言語)

現在実行中の Notes/Domino のプラットフォームバージョンの名前を返します。

構文

@Platform( [S PECIFIC ] )

パラメータ

[S PECIFIC ]

キーワード。オプション。プラットフォームの名前に加えてバージョン番号など、より詳細な情報を返します。

戻り値

プラットフォーム

文字列または文字列リスト。パラメータの指定がない場合、プラットフォームの名前が返されます。次のいずれかを指定します。

キーワード [Specific] を指定すると、次のアイテムが含まれている文字列リストが返されます。

使用法

@Platform を列式、選択式、スケジュール設定されたエージェント式で使用すると、データベースが保存されている現在のプラットフォームが返されます。データベースがサーバーに保存されているときは、サーバーのプラットフォームが返されます。データベースがローカルに保存されているときは、クライアントのプラットフォームが返されます。

作成するアプリケーションで実行する操作の中に、Notes/Domino のプラットフォームバージョンによっては実行できないもの (DDE 関連の関数など) が含まれていることもあります。このような場合、エラーが返されないようにするために、@Platform を使用してその操作を実行するかしないかを判断できます。

@Platform([Specific]) を使用して、どの Windows 32 プラットフォームであるか (Windows/NT または Windows/95)、さらに UNIX プラットフォームまたは OS/2 プラットフォームのいずれであるかを識別します。

この関数から返されるのは、サーバーのプラットフォームのみです。Web ユーザーと Notes ユーザーを識別するには、@ClientType を使用します。

Web アプリケーションでは、@Platform からはプラットフォームのみが返されます。

クロスリファレンス

LotusScript® NotesSession クラスの Platform プロパティ

Java™ Session クラスの Platform プロパティ