現在実行中の Notes/Domino のプラットフォームバージョンの名前を返します。
@Platform( [S PECIFIC ] )
[S PECIFIC ]
キーワード。オプション。プラットフォームの名前に加えてバージョン番号など、より詳細な情報を返します。
プラットフォーム
文字列または文字列リスト。パラメータの指定がない場合、プラットフォームの名前が返されます。次のいずれかを指定します。
キーワード [Specific] を指定すると、次のアイテムが含まれている文字列リストが返されます。
詳細なプラットフォーム名です。
一次オペレーティングシステムの現在のバージョン番号です。これは詳細な番号で、例えば 3.11 となります。UNIX プラットフォームの場合、@Platform([SPECIFIC]) はバージョン番号を返さず、プラットフォーム名だけを返します。
二次オペレーティングシステムの名前です。値は一次オペレーティングシステムの値と同様です。ほとんどのプラットフォームには二次オペレーティングシステムはありません。
二次オペレーティングシステムの現在のバージョン番号です。
@Platform を列式、選択式、スケジュール設定されたエージェント式で使用すると、データベースが保存されている現在のプラットフォームが返されます。データベースがサーバーに保存されているときは、サーバーのプラットフォームが返されます。データベースがローカルに保存されているときは、クライアントのプラットフォームが返されます。
作成するアプリケーションで実行する操作の中に、Notes/Domino のプラットフォームバージョンによっては実行できないもの (DDE 関連の関数など) が含まれていることもあります。このような場合、エラーが返されないようにするために、@Platform を使用してその操作を実行するかしないかを判断できます。
@Platform([Specific]) を使用して、どの Windows 32 プラットフォームであるか (Windows/NT または Windows/95)、さらに UNIX プラットフォームまたは OS/2 プラットフォームのいずれであるかを識別します。
この関数から返されるのは、サーバーのプラットフォームのみです。Web ユーザーと Notes ユーザーを識別するには、@ClientType を使用します。
Web アプリケーションでは、@Platform からはプラットフォームのみが返されます。