見やすく使いやすいビューやフォルダを設計するには、ビューまたはフォルダとその列と行のレイアウトについて考える必要があります。ビューまたはフォルダ、行、列の各プロパティを組み合わせることにより、色、幅、フォントなどの表示が決まります。これらのビューまたはフォルダのスタイルオプションは [ビュー/フォルダのプロパティ] インフォボックスの [スタイル] タブから使用できます。
オプション名 |
説明 |
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本文 |
ビューの背景色を選択します。ビュー内の行で 1 行おきに表示する色を設定するには、[1 行おきの色] を選択します。 [イメージ] オプションを使用すると、Notes クライアントユーザー用のビューの背景色としてイメージリソースを指定できます。[繰り返し] オプションのいずれかを選択すると、ビューの背景としてイメージのコピーを 1 つだけ表示したり、イメージの複数のコピーを「タイル」のように並べたりできます。 特定の条件に従ってイメージを表示するための式を指定することもできます。式は、ビューが最初に表示されたときに評価されます。アニメーション効果を持つ GIF ファイルは使用しないでください。 |
グリッド |
ビューのグリッドスタイルを指定します。グリッド線の色を設定するには、[色] オプションを使用します。 注: サイズ変更ができない列と返答のみの列には、グリッド線は表示されません。分類されたビュー、フラットな見出しのあるビュー、標準見出しのあるビューでは、水平ガイドラインだけが表示されます。
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ヘッダー |
ビューの先頭に、3D 表示、フラット表示、または標準表示の列タイトルが付けられたバーを表示する場合に設定します。3D 表示 -- 背景色は灰色です。標準表示 -- 背景色はビューの色に一致します。ヘッダーの色を設定するには、[色] オプションを使用します。[高さ] オプションを使用すると、1 行から 5 行の範囲でヘッダーの高さを設定して、列のタイトルをワードラップできる行数を指定できます。列タイトルが長い場合や、列タイトルに説明が記述される場合に使用すると便利です。 |
行 |
1 列の最大行数を指定します。改行を使用してビューの中で複数の値を分けている場合は、この値を増やします。[行の高さを内容に合わせる] と 1 行おきの行のために色を設定することは、複数行を使用する際に役立ちます。[行の間隔] を使用すると、ビューの行間を設定できます。デフォルトはシングルスペースの行です。 [空のカテゴリを表示しない] を使用すると、文書のないカテゴリが非表示になります。[色つきビューアイコン] を使用すると、定義済みの Domino ビューアイコンがヘッダーの色と一致する色に設定されます。 色のオプションを使用すると、未読の文書や合計列のために色を設定できます。Domino のテンプレートでは赤が未読文書に使用されます。R5 クライアントでは太字が表示されないため、未読の色を指定し [透過する] オプションのチェックボックスをオンにすることで、未読の行が色で表示されます。それに対し、Notes Release 6 以降のユーザーでは未読の行が太字で表示されます。 |
その他 |
文書選択用の余白を表示します。すっきりと表示させたい行では、選択を解除します。[選択用の余白を表示] の選択を解除しても、ユーザーが [Shift] キーを押しながら文書名をクリックすることにより、文書を選択できます。選択用の余白は、文書の選択中に一時的に表示され、すべての文書の選択が終了すると、非表示になります。 [選択用の余白を隠す] を使用すると、列を分ける境界線が非表示になります。 [最後の列までをウィンドウ内に収める] を使用すると、最後の列が広がりビューの空白スペースがなくなります。これでビューが見やすくなります。 注: Notes 8 では、列レベルでのカスタマイズ機能が追加されたことにより、利用可能なウィンドウ幅を使用するためにどの列を広げるかを指定できるようになりました。ビューレベルと列レベルの両方のウィンドウ幅オプションを設定した場合は、ビューレベルのオプションが優先され、最後の列はウィンドウ幅まで広がります。
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余白 |
ビューの余白をピクセル単位で設定します (1 から 100)。[選択用の余白を表示] の選択を解除しても、ユーザーが [Shift] キーを押しながら文書名をクリックすることにより、文書を選択できます。選択用の余白は、文書の選択中に一時的に表示され、すべての文書の選択が終了すると、非表示になります。 [色] を使用すると、ビューの余白の色を設定できます。対照的な背景色からビューをオフセットするときに便利です。
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