ビューにカテゴリを追加する

このタスクについて

カテゴリとは、関連する文書のグループです。カテゴリを表示するビューを使用すると、関連する文書を簡単に見つけることができます。例えば [社員] ビューでは、オハイオというカテゴリを作成し、そのカテゴリにオハイオ勤務の社員だけが作成した文書を含めることができます。分類されたビューを使用すると、簡単に検索を実行できます。ユーザーは、カテゴリを省略表示してカテゴリ名だけを表示したり、カテゴリを別々に展開して表示したりできます。また、ビュー全体を展開して表示できます。

A categorized view

ビューを分類する

手順

  1. カテゴリを表示する列を作成します。
  2. [列のプロパティ] インフォボックスの [ソート] タブで、[種類:] の [カテゴリ別] オプションを選択します。ソート順として、[昇順] または [降順] を選択します。[昇順] を選択するとカテゴリがアルファベット順に整理され、[降順] を選択するとカテゴリがアルファベットの逆順に整理されます。

    分類された列と呼ばれる計算結果列は、値の一致した文書をグループ化し、共通の値をカテゴリ名に変換します。通常、この列はビューの左側に表示されます。

    アルファベット順以外の方法でカテゴリをソートするには、一般に、分類された列の左側にソート列を置く必要があります。例えば、[Status] フィールドによって文書を分類し、「Draft」、「Submitted」、「In Review」、「Published」、「Superseded」の順にカテゴリを表示させるとします。これはアルファベット順ではないので、2 つの列を使用してこれを実現します。1 つ目は、以下の式を使用した非表示のソート列です。

タスクの結果

@If(Status = "Draft"; 0;
 Status = "Submitted"; 1;
 Status = "In Review"; 2;
 Status = "Published"; 3;
 Status = "Superseded"; 4;
 5
)

2 つ目は、以下の式を使用した、分類された列です。これは非表示ではありません。

Status

分類された列の左側にソート列を置くことは可能ですが、これを行うと、前のソート列内の値が同じ文書のグループ間でのみ、分類が行われるようになります。

その他に、次のオプションがあります。

  • (推奨) [列のプロパティ] インフォボックスの [フォント] タブで、列の文字に他の色を選択したり太字にしたりして、カテゴリが目立つようにします。
  • (推奨) [列のプロパティ] インフォボックスの [列情報] タブで [展開できる行に三角アイコンを表示] を選択すると、三角アイコンが表示されます。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、分類された文書が表示されます。
  • [ビューのプロパティ] インフォボックスの [オプション] タブで [データベースを最初に開くときすべてを省略する] を選択すると、ユーザーがビューを開いたときにカテゴリ名だけが表示されます。
  • [ビューのプロパティ] インフォボックスの [スタイル] タブで [空のカテゴリを表示しない] を選択すると、文書がないカテゴリは一覧表示されません。