@Created (式言語)

文書が作成された日時を返します。

構文

@Created

戻り値

dateCreated

日時。現在の文書が作成された日付が返されます。

使用法

@Created は @Now とは異なります。計算結果フィールドで使用する場合、@Created では決まった日時値が返されますが、@Now では、式で評価されるたびに更新される、動的な日時が返されます。

フィールド式では、データベースがローカルでなければ、 @Created の値として Notes/Domino によってサーバーの時計の値が返されます。

  1. 次の例では、文書が 1995 年 6 月 23 日午前 11 時 36 分 50 秒に作成された場合、06/23/95 11:36:50 AM が返されます。
    @Created
  2. 次の例では、文書が 1992 年 4 月 4 日午後 3 時 10 分に作成された場合、8/4/93 3:10:00 PM が返されます。
    @Adjust(@Created;1;4;0;0;0;0)

    @Created のパラメータの詳細については、@Adjust を参照してください。

  3. 次のコードをビュー選択式として追加すると、2001 年 7 月 23 日より後に作成された文書だけがビューに表示されます。
    SELECT @Created > [07/23/2001]
  4. 次のコードをビューのフォーム式として追加すると、2001 年 6 月 1 日より前に作成された文書はすべて「oldFormat」フォームを使用して表示され、6 月 1 日以降に作成された文書は「newFormat」フォームを使用して表示されます。
    @If(@Created >= [06/01/01];"newFormat";"oldFormat")
  5. 次のビュー選択式では、今月作成された文書だけが @Created によって選択されます。ビューの更新状態を示すマークを表示しないようにするには、@Today ではなく @TextToTime("Today") を使用します。ビューで日付を計算すると、アプリケーションのパフォーマンスが低下する場合があります。
    SELECT ( ( @Year( @Created ) = @Year( @TextToTime( "Today" ) ) ) & ( @Month( @Created ) = @Month( @TextToTime( "Today" ) ) ) )

クロスリファレンス

LotusScript® NotesDocument クラスの Created プロパティ

Java™ Document クラスの Created プロパティ