文書が Notes クライアントによって最後に読み込みアクセスまたは書き込みアクセスされた日時を返します。
@Accessed
lastAccessed
日時。現在の文書が最後にアクセスされた日時が返されます。
@Accessed はフィールド式、選択式、エージェント、アクションで使用すると最も効果的です。@Accessed は計算に時間がかかるため、処理効率を優先するアプリケーションでは使用しないようにします。
@Accessed で返される値は日付のみ正確で、時間については正確ではありません。文書が編集されると、そのたびにこのプロパティは更新されます。同じ 24 時間の間に文書が複数回読み取られた場合、この値が更新されるのは最初のアクセス時のみです。
最後にアクセスした日付値は複製されません。日付値は、文書のレプリカコピーごとに保持されます。@Accessed で返される値は、データベースのそのレプリカの文書が最後にアクセスされた日時を表します。
データベースが CD-ROM に保存されている場合、読み書きのアクセスは Notes/Domino のエディタによっては制御されないため、@Accessed は意味を持ちません。
この関数は、ワークフローアプリケーションで文書が途中で「停止」していないかどうかを確認する場合に便利です。例えば、文書が最終アクセスされた日付を確認し、未読文書についての確認メールを送るエージェントを実行できます。
また、@Accessed をエージェントで使用して、データベース内の文書のうち一定時間内にアクセスされていないものを確認し、アーカイブすることもできます。
ビューの列式や選択式で @Accessed を使用する場合は注意が必要です。@Accessed を使用すると、ビューが開かれるたびにビューが更新されてしまうからです。これを防ぐには、ビューの更新頻度に対して [手動/バックグラウンド] オプションを選択します。また、ビューで @Accessed を使用すると更新マークが常に表示されるため、そのビューは頻繁に更新する必要があるように見えてしまいます。
@Accessed