例: 結果を計算する式を作成する

  1. 次の例は、標準ディスカッションデータベースの [From] フィールドのデフォルト式です。ユーザー名を返す 1 つの @関数で構成されています。
    @UserName
  2. 次の例は、標準ディスカッションデータベースの [Subject] フィールドの入力確認式を変更したものです。この @If 関数は [Subject] フィールドが空白 (ユーザーが値を入力していない) なら失敗を返し、[Subject] フィールドに値が入っていると成功を返します。失敗条件の場合は、2 次的動作としてメッセージを出力します。
    @If(Subject = ""; @Failure("You must enter a subject for your document."); @Success)
  3. 次の例は、標準ディスカッションデータベースの [Memo] フォームのウィンドウタイトル式を変更したものです。単一のステートメントですが、@If コマンドが埋め込まれています。文書が新規文書なら、ウィンドウのタイトルは「New Memo」になります。既存の文書で [Subject] フィールドが存在し、それが空白でない場合は、[Subject] フィールドの値がウィンドウのタイトルになります。添付ファイルがあれば、タイトルの前に「>>」が付けられます。[Subject] フィールドがなかったり空白の場合は、ウィンドウタイトルは作成日になります。
    @If(@IsNewDoc; "New Memo"; @If(@IsAvailable(Subject) & Subject != ""; @If(@Attachments; "» "; "") + Subject; @Text(@Created)))