dataTable - データ表

データソースと関連付けられた行や列として編成されたセルが含まれます。 各セルには、他のコントロール (表も含む) とテキストを入れることができます。

カテゴリ

コンテナコントロール

構文

<xp:dataTable attributes>
	<xp:column attributes>content	</xp:column>
	...
</xp:dataTable>
表 1. 必須プロパティ
プロパティ 説明
id (dataTable) デフォルトは dataTable1dataTable2 などです。

(column) デフォルトは column1column2 などです。

value (dataTable) 通常、データバインディングは、 NotesDocumentCollection オブジェクトなど、要素の集まりに対して行われます。
var (dataTable) 通常、この変数はバインドされたデータの集まりの 1 メンバーを参照します (例えば、バインディングが NotesDocumentCollection オブジェクトに対して行われている場合は NotesDocument オブジェクト)。
表 2. すべてのプロパティ (dataTable)
カテゴリ プロパティ
アクセシビリティ captionrolesummarytitle
注: この role プロパティは 9.0.1 から廃止されています。デフォルトでは、適切な準拠値が生成されます。アクセシビリティ標準に準拠するには、このプロパティに値を指定しないでください。
basics attrsbindingdirdisabledidlangloadedpartialExecutepartialRefreshrefreshIdrenderedrendererTyperules
data datafirstindexVarrowsvaluevar
イベント onclickondblclickonkeydownonkeypressonkeyuponmousedownonmousemoveonmouseoutonmouseoveronmouseup
format bgcolorbordercellpaddingcellspacingframeshowUnreadMarkswidth
styling captionStyleClasscolumnClassesdisableThemefooterClassheaderClassreadMarksClassrowClassesstylestyleClassthemeIdunreadMarksClass
表 3. すべてのプロパティ (column)
カテゴリ プロパティ
アクセシビリティ role
basics bindingidloadedrenderedrendererType
styling disableThemestylestyleClassthemeId

ページャ

設計仕様により 1 つ以上のページャを含む ファセットリージョンは、表の一部です。 ファセットリージョン内で作業するには、 ソースモードを使用します。

ページャコントロールのサンプルファセットを以下に示します。

<xp:this.facets>
	<xp:pager partialRefresh="true" layout="Previous Group Next"
		xp:key="header" id="pager1">
	</xp:pager>
</xp:this.facets>
[プロパティ] の下の [表示] タブにある以下のボックスは、次のようにファセットコンテンツに影響を与えます。

使用法

実行時に、データ表がページに 表示されます。 ユーザーは、表の個々のセルにアクセスできます。

データ表の作成後に、行と列の追加と 削除が可能です。

各列の内容は、1 個、2 個、3 個の値からなり、それらの値は、表のヘッダー行、中央行、フッター行を表します。 中央行の数は、データソース内の要素の数によって、レンダリング時に変わります。

カテゴリ、合計、返答文書、ソートなどの Domino® ビュー機能の場合は、ビューコントロールを使用してください。 ビューコントロールは、そのソースの Domino ビューの機能を統合します。

ビューコントロールでは実行できない機能が必要な場合は、このコントロールを使用してください。 このコントロールを使用すると、ユーザーは、ビューコントロールを使用した場合には実行できない、列内での編集を行うことができます。 このコントロールを使用すると、選択するその他のコントロール (例えば、イメージ) の埋め込みとバインドを行うことができますが、ビュー コントロールを使用する場合は、ソース Domino ビューの設計による制約を受けます。

アクセシビリティに準拠するためには、このコントロールを視覚的なレイアウトに使用したり、role プロパティを presentation に設定したりしないでください。視覚的なレイアウトには、 コントロールを使用します。

下のデータ表は、現在のデータベースにあるすべての文書について、 subjectfruit の項目を表示します。
<xp:dataTable id="dataTable1" rows="30"
	value="#{javascript:return database.getAllDocuments()}" var="rowdoc">
	<xp:column id="column1">
		<xp:this.facets>
			<xp:label value="subject" id="label1" xp:key="header" style="font-weight:bold"></xp:label>
		</xp:this.facets>
		<xp:text escape="true" id="computedField1"><xp:this.value>
			<![CDATA[#{javascript:return rowdoc.getItemValueString("subject")}]]>
		</xp:this.value>	</xp:text>
	</xp:column>
	<xp:column id="column2">
		<xp:this.facets>
			<xp:label value="fruit" id="label2" xp:key="header" style="font-weight:bold"></xp:label>
		</xp:this.facets>
		<xp:text escape="true" id="computedField2"><xp:this.value>
			<![CDATA[#{javascript:return rowdoc.getItemValueString("fruit")}]]>
		</xp:this.value></xp:text>
	</xp:column>
</xp:dataTable>