value - 値 (コントロールとデータのバインディング)

コントロールをデータ要素またはその他の値にバインドします。

カテゴリ

data

構文

value="#{object.node1.moreNodesAsNeeded}"
value="${object.node1.moreNodesAsNeeded}"
<xp:this.value><![CDATA[#{javascript:textOfScript}]]></xp:this.value>
<xp:this.value><![CDATA[${javascript:textOfScript}]]></xp:this.value>
ここで、object は データソースを表すグローバルオブジェクトの名前 (document1view1 など) または スコープ変数の名前です。 下位のデータ要素を指定するには、 オブジェクト名の後に 1 つ以上のノード名を続けます。 textOfScript は、 値を返す Javascript です。

使用法

設計モードで、[プロパティ] の 下にある [データ] タブ または [値] タブをクリックして [使用するバインドデータ] の下を 見るか、[すべてのプロパティ] を クリックして [data] の下で [value] を 探します。
XML の一般的な形式は以下のいずれかです。
  • 中カッコで囲んだ式言語ステートメントの前にポンド記号を付けたもの (動的に計算されます)、 またはドル記号を付けたもの (ページの読み込み時に計算されます)。
  • 中カッコで囲んだ JavaScript セグメントを 含む CDATA セクションの前にポンド記号を付けたもの (動的に計算されます)、 またはドル記号を付けたもの (ページの読み込み時に計算されます)。

データバインディングの詳細については、データのバインドと送信 を参照してください。

この編集ボックスは、document1 という Domino 文書の subject フィールドに バインドされています。
<xp:inputText id="inputText1" value="#{document1.subject}"></xp:inputText>
この編集ボックスは、document1 という Domino ビューの subject フィールドに バインドされています。
<xp:inputText id="inputText1" value="#{view1.subject}"></xp:inputText>
この編集ボックスは、scoped1 という 名前の sessionScope 変数に バインドされています。
<xp:inputText id="inputText1" value="#{sessionScope.scoped1}"></xp:inputText>
この編集ボックスは、Parameter1 という 名前のコンポーネントパラメータにバインドされています。
<xp:inputText id="inputText1" value="#{componentParameters.Parameter1}"></xp:inputText>
この編集ボックスは、 スクリプトの戻り値にバインドされています。 これは、 カスタムデータとして指定することもできます。 JavaScript の場合は、 スクリプトのみを指定します。 カスタムの場合は、${javascript:text_of_script} を 指定します。
<xp:inputText id="inputText1" value="#{document1.subject}"><xp:this.value><![CDATA[${javascript:document1.getItemValueString("subject")}]]&gt;</xp:this.value></xp:inputText>