XPage のデータストアは Domino® です。 データストアには、IBM
Domino のフォームとビューからアクセスできます。
Domino データストアには
文書が格納されます。 文書にはユニバーサル ID (UNID) が付けられ、
データの項目が収められます。
XPage の外部で
プログラムによらずに作業している場合は、以下のようになります。
- Domino フォームによって、
アクセスと表示の両方のための文書が定義されます。 文書を作成する場合は、
ユーザーが、フォームに基づく空の文書を開き、フォームで定義されている
フィールドに値を入力し、文書を保存します。 Domino システムが新しい文書を作成し、ユーザーによって入力されたフィールド値に基づいて項目の値を割り当て、UNID を割り当て、その他の値 (作成日や変更日など) を割り当てます。 文書を取得する場合は、Domino システムが指定された UNID の文書を取得し、項目の値に基づいて関連フォームに値を設定し、そのフォームをユーザーに表示します。
- Domino ビューによって、複数の文書にある項目が集計され、表として表示されます。 文書は行として表示され、
項目は列のセルとして表示されます。 ビューにより、
基礎となる文書にアクセスできます。 例えば、ユーザーは行をダブルクリックすることで
文書を取得できます。
XPage の中で
プログラムによらずに作業している場合は、
以下のようにフォームとビューを使用してデータソースを定義しますが、
表示は定義しません。
- フォームは、値を取るコントロール (チェックボックス、
チェックボックスグループ、コンボボックス、ファイルのダウンロード、
ファイルのアップロード、非表示の入力、リッチテキスト、編集ボックス、
複数行入力域ボックス、リストボックス、ラジオボタン、ラジオボタングループ、
選択項目、計算結果フィールド) が文書上の項目にアクセスするための
手段を提供します。 XPage の場合、フォームの外観は
重要ではありません。 重要となるのは、フォームでの
各データフィールドの定義 (名前、タイプ、複数の値を
受け入れるかどうか) です。
- ビューは、ビューコントロールが文書を表示するための
手段を提供します。
ここでは、
列が XPages ビューコントロールの列に変換されるため、
ビューの外観が重要になります。
フォームとビューを一切使用せずに
プログラムで Domino データにアクセスすることができます。 サーバーサイドのスクリプト を参照してください。