@Right (式言語)

文字列の右端の何文字かを返します。文字列の右端から、返される文字数を指定できます。また、具体的にサブ文字列を指定して、その文字列より後の文字がすべて返されるようにすることもできます。

構文

@Right( stringToSearch ; numberOfChars ) または @Right( stringToSearch ; subString )

パラメータ

stringToSearch

文字列または文字列リスト。右端部分の文字を取得する文字列を指定します。

numberOfChars

数値。返される文字数を指定します。2 を指定すると stringToSearch の右端の 2 文字が返され、5 を指定すると右端の 5 文字が返されます。

subString

文字列。stringToSearch のサブ文字列です。subString の右側の文字がすべて返されます。subString の検索では、stringToSearch は左から右に検索されます。

戻り値

resultString

文字列または文字列リスト。stringToSearch の右端部分の文字です。返される文字数は、numberOfChars またはsubString で決まります。stringToSearchsubString が見つからない場合、@Right は "" を返します。

使用法

最初のパラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

  1. 次の例では、文字列の右端の 3 文字「ace」が返されます。
    @Right("Lennard Wallace";3)
  2. 次の例では、最初の空白より右側のすべての文字、つまり「Wallace」が返されます。
    @Right("Lennard Wallace";" ")
  3. 次の例では、[Author] フィールドの内容が「Timothy Altman」のとき、「man」が返されます。
    @Right(Author;3)
  4. 次の例では、[Author] フィールドの内容が「Timothy Altman」のとき、「Altman」が返されます。
    @Right(Author;" ")
  5. 次の例では、「ard」と「ace」がリストで返されます。
    @Right("Lennard" : "Wallace";3)

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の Right 関数

LotusScript 言語の RightBP 関数

LotusScript 言語の StrRight 関数