@Middle (式言語)

文字列の途中にある部分文字列を返します。部分文字列は、文字列を左から右に検索して求められ、開始と終了はパラメータで指定されます。

構文

@Middle( string ; offset ; numberchars ) @Middle( string ; offset ; endstring ) @Middle( string ; startString ; endstring ) @Middle( string ; startString ; numberchars )

パラメータ

string

文字列または文字列リスト。任意の文字列を指定します。

offset

数値。取得される文字列の string の中での開始位置を指定します。必ず左から右に数えます。取得される文字列は、offset の次の文字から始まります。

startString

文字列。取得される文字列の string の中での開始位置を示す部分文字列を指定します。必ず左から右に数えます。取得される文字列は、startString の最後の文字の次の文字から始まります。

numberchars

数値。取得する文字数を指定します。numberchars が負の場合、取得される文字列は offset または startString を始点として右から左に進みます。numberchars が正の場合、取得される文字列は offset または startString の次の文字を始点として左から右に進みます。

endstring

文字列。取得される文字列の最後を示す、string の部分文字列を指定します。offset endstring の間、または startString endstring の間にあるすべての文字が返されます。

戻り値

middle

文字列または文字列リスト。string の途中にある部分文字列です。指定した offset または startString から、endstring までの、または numberchars で指定した数の文字が返されます。

使用法

最初のパラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

  1. 次の例では、「h C」が返されます。オフセットは「t」(左から 4 つ目の文字) の位置に置かれ、オフセットの次の 文字を開始点として、左から右への順にカウントされます。
    @Middle("North Carolina";4;3)
  2. 次の例では、「ort」が返されます。オフセットは「t」(左から 4 つ目の文字) の位置に置かれ、オフセットの位置 を開始点として、右から左への順にカウントされます。
    @Middle("North Carolina";4;-3)
  3. 次の例では、「Car」が返されます。オフセットは文字列「North Carolina」の最初の空白の位置に置かれ、オフセットの次の文字から 3 文字が返されます。
    @Middle("North Carolina";" ";3)
  4. 次の例では、「or」が返されます。オフセットは文字列「th」の位置に置かれ、オフセット全体のすぐ左の 2 文字が返されます。
    @Middle("North Carolina";"th";-2)
  5. 次の例では、「is the」が返されます。「is the」の前後には空白が入れられます。返される文字列は、5 つ目の文字から「text」の前の文字までのすべての文字です。
    @Middle("This is the text"; 4; "text")
  6. 次の例では、「the」が返されます。「the」の前後には空白が入れられます。返される文字列は、is の次の文字から text の前の文字までのすべての文字です。startString「is」の先頭には空白が付けられます。これにより、単語「This」に含まれている「is」で始まる文字列が @Middle によって返されるのを防ぎます。
    @Middle("This is the text"; " is"; "text")
  7. 次の例では、「Hello」と「This」がリストで返されます。オフセットは各文字列要素の先頭で、文字列の最後は最初の空白です。
    @Middle("Hello world" : "This is the time"; 0; " ")

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