LEI または DECS でキャラクタセットをネイティブとして強制使用する
LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) および DECS (Domino 基幹連携サービス) では、起動時にローカルマシンでネイティブキャラクタセットが決定されます。この設定は、ネイティブキャラクタセットが必要な場合に常に使用されます。LEI および DECS では、notes.ini ファイル内の EINativeText 変数に LEI テキストストリーム形式の接尾辞を設定することにより、別のキャラクタセットをネイティブとして強制的に使用できます。
LEI の文字のソート順
LEI (Lotus Enterprise Integrator) は、アクセスするデータベースで指定されたソート順を制御できません。2 つのデータベースで使用されているソート順が同じでないと、Replication アクティビティで不一致が発生します。その結果、過剰な挿入/削除オペレーションが実行され、パフォーマンスに悪影響が出ます。このようなソート順の違いによる問題を解決するには、ソート順の異なるデータベースに対して Order Metaconnector を使用します。また、Replication では、大文字と小文字を区別しないソートを使用したデータベース間の複製で、過剰な挿入/削除オペレーションが発生するような場合に、大文字と小文字を区別しない文字列比較のオプションを使用することもできます。