第 8 章 Lotus Connector for Oracle
この章では、Lotus® Connector for Oracle について説明します。コネクション文書の各フィールドについての説明も含まれています。
Lotus Connector for Oracle について
Lotus Connector for Oracle を使用すると、Oracle データベースと接続できます。Lotus Connector for Oracle は、LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator® for Domino)、DECS (Domino 基幹連携サービス)、および LC LSX (Lotus Connector LotusScript® Extensions) で使用できます。
Oracle の用語
以下の表に、Lotus Enterprise Integrator (LEI) の用語と、それに対応する Oracle の用語をリストします。
Connector for Oracle でサポートされている特性
以下のリストに、Lotus Connector for Oracle でサポートされている特性を記載します。
Lotus Connector for Oracle を使用するときの考慮事項
このセクションでは、Lotus Connector for Oracle を使用するときの重要な考慮事項について説明します。
LEI の Oracle コネクション文書
Oracle コネクション文書では、Oracle データベースへのコネクションを定義します。コネクション文書を使用すると、システムのコネクションを定義できます。コネクション文書には、特定のデータベースとユーザーのアクセス情報が含まれています。アクティビティを作成するときは、あらかじめ指定されているコネクションの中から該当するコネクションを選択します。
LEI のコネクション文書のフィールド - 4
コネクション文書の各フィールドについて、次の表で説明します。
DECS の Oracle コネクション文書
Domino 基幹連携サービス (DECS) の Oracle コネクション文書では、Oracle データベースへのコネクションを定義します。コネクション文書を使用すると、システムのコネクションを定義できます。コネクション文書には、特定のデータベースとユーザーのアクセス情報が含まれています。アクティビティを作成するときは、あらかじめ指定されているコネクションの中から該当するコネクションを選択します。
DECS のコネクション文書のフィールド - バージョンとユーザー情報
DECS (Domino 基幹連携サービス) コネクション文書の各フィールドについて、次の表で説明します。
文字データ型とキーフィールド
キーフィールドに CHAR 型のデータを使用する場合、スペースを削除したり、エントリを作成したりするときに、Oracle Connector の機能を使用しなければなりません。
Oracle ストアードプロシージャの使用
LEI (Lotus Enterprise Integrator) または DECS (Domino 基幹連携サービス)では、Oracle のストアドプロシージャを Direct Transfer のターゲットとして、または LC LSX (Lotus Connector LotusScript Extensions) スクリプト内で使用できます。 ストアドプロシージャを呼び出すときは、パラメータを正しく設定しなければなりません。
例: Oracle ストアドプロシージャのサンプル
以下に示すのは、Oracle ストアドプロシージャの本体部分のサンプルです。Virtual Fields アクティビティで、キーフィールドが NUMBER1、データフィールドが NUMBER2、TEXT1、TEXT2 のときにオープンイベントを使用するには、ストアドプロシージャがこのフォーマットに従っている必要があります。このサンプルでは、キーフィールドは入力パラメータで、結果セットにはデータフィールドとキーフィールドが両方含まれます。出力パラメータの名前の 1 つが、選択ステートメントのキー値と一致する必要があるため、プロシージャ内でパラメータのキーをローカル変数にコピーし、スコープの問題を回避している点に注目してください。
例: Oracle ストアドプロシージャを呼び出すための LC LSX エージェントのサンプル
このサンプルは、LC LSX (Lotus Connector LotusScript Extensions) を使用して Oracle ストアドプロシージャを呼び出す方法を示しています。
Oracle のデータ型
各アクティビティでの Oracle のデータ型と、それに対応する LEI (Lotus Enterprise Integrator) または DECS (Domino 基幹連携サービス) のデータ型を次の表に示します。
Lotus Connector for Oracle のプロパティ
Lotus Connector for Oracle のプロパティの一覧については、「Lotus Connector LotusScript Extensions ガイド」を参照してください。
親トピック:
Lotus Connectors 接続ガイド