LEI のコネクション文書のフィールド - 4

コネクション文書の各フィールドについて、次の表で説明します。

Connectivity

接続オプションについて、次の表で説明します。

Oracle connection document connectivity options

フィールド

説明

名前

このコネクションを識別する一意の名前を指定します。最大長は 255 文字です。

Oracle Version

サポートされるすべての Oracle バージョンに対して、1 つのフィールド値のみ使用できます。

Host String

ローカルの tnsnames.ora ファイルに定義したサービス名を指定します。サービス名はネットワーク上のデータベースサービスの場所を指定するのに共通で使用される、簡単な名前です。

ユーザー名

Oracle データベースへのログインに必要なユーザー名を指定します。

パスワード

上記のユーザー名に対応するパスワードを指定します。これは非表示テキストです。

パスワードの暗号化については、「第 3 章 Lotus® Connector について」で説明しています。

Alternate Default Test Translation Format

既存のテキスト変換形式を別のデフォルトのテキスト変換形式で上書きできます。

このオプションを選択すると、標準のデフォルトテキスト形式では適切な変換が不可能な場合に、その代わりとなる Oracle のデフォルトテキスト形式を指定できます。ここで指定するテキスト形式は、Oracle でサポートされていなければなりません。

Connection Options

[Connection Options] セクションには、データトランザクションの管理、テーブルの作成、SQL コマンドのログ出力に関するオプションがあります。これらの設定は、Advanced RealTime アクティビティには影響しません。

Transaction Options

[Transaction Options] タブを選択すると、次のオプションが表示されます。トランザクションオプションは、データの作成、変更、削除の各オペレーションに使用されます。

Oracle connetion document transaction options bmp

フィールド

説明

Rollback

[Rollback upon Error] を選択すると、このコネクションを使用するアクティビティがエラー状態で終了した場合に、すべてのトランザクションが切断時にロールバックされます。

Commit Options

コミットアクションの方法を指定します。次のオプションを選択できます。

  • Commit At Disconnect: このオプションを選択すると、オペレーションの終了後、データベースへの接続を終了するときに、データベースの変更内容がコミットされます。これが、コミットのデフォルトのオプションです。
  • Commit Every N Operations: このオプションを選択すると、指定の数の変更が行われるたびに、変更内容がコミットされます。この数は、[Commit Frequency] で指定します。
  • Commit Every Operation: このオプションを選択すると、データベースで変更が行われるたびに、ただちに変更内容がコミットされます。このオプションを選択すると、パフォーマンスが低下します。

Commit Frequency

[Commit Every N Operations] を選択した場合のコミットの頻度を指定します。

Logging Options

[Logging Options] セクションには、アクティビティの実行中に生成された SQL ステートメントをアクティビティログに含めることができます。

Oracle connection document log options bmp

フィールド

説明

SQL Statements Option

アクティビティの実行中に生成されたすべての SQL ステートメントをアクティビティログに記録するには、[Output SQL Statements to Log] オプションを選択します。

注: このオプションを選択すると、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。トラブルシューティングにのみ使用してください。

Log Warning Statements

アクティビティログに警告ステートメントを表示できるようにするには、[Output Warnings to Log] を選択します。

Selection Type

選択している [Options] タブに関係なく、次のオプションを使用できます。

Oracle connection document selectoin type options bmp

フィールド

説明

Selection Type

コネクションのメタデータ型を指定できます。

  • Oracle テーブルに接続するには、[Table] を選択します。
  • Oracle ビューに接続するには、[View] を選択します。
  • Oracle ストアドプロシージャに接続するには、[Procedure] を選択します。

テーブル名や列名にスペースは入れないでください。

Table Options

これらの設定では、現在のテーブルのリストを表示して、アクセスするテーブルとアクセス方法を指定できます。[Manual] ボタンを選択すると、リストに表示されていないテーブル名も指定できます。

Oracle connection document table options bmp

フィールド

説明

Owner

指定したデータベース内の上記のテーブル、ビュー、またはプロシージャ選択型に使用できるオーナー名がリストされます。

選択リストには、Oracle のオーナーがすべて表示されます。接続しているテーブル、ビュー、またはプロシージャのオーナーをリストから選択します (任意)。

名前

指定したオーナーに定義されている使用可能なテーブル、ビュー、またはプロシージャ名がリストされます。

選択リストには、選択したオーナーのすべての Oracle テーブル、ビュー、またはプロシージャが表示されます。接続するテーブル、ビュー、またはプロシージャを選択します。

オーナーを指定しないと、指定した選択型のテーブル、ビュー、またはプロシージャの名前がリストされます。

テーブル名や列名にスペースは入れないでください。

Column(s)

指定した名前に定義されている列またはパラメータ (ストアドプロシージャ) がリストされます。

テーブル名や列名にスペースは入れないでください。