DECS のコネクション文書のフィールド - バージョンとユーザー情報

DECS (Domino 基幹連携サービス) コネクション文書の各フィールドについて、次の表で説明します。

Oracle connection document for DECS bmp

フィールド

説明

Oracle Version

この Connector で使用する Oracle クライアントのバージョンを選択します。

注: 既存の Oracle コネクション文書がある場合、[Oracle Version] の値を変更すると、予期しない結果になることがあります。

Host String

ローカルの tnsnames.ora ファイルに定義したサービス名。サービス名はネットワーク上のデータベースサービスの場所を指定するのに共通で使用される、簡単な名前です。

ユーザー名

Oracle データベースへのログインに必要なユーザー名を指定します。

パスワード

ユーザー名に対応するパスワードを指定します。これは非表示テキストです。

Alternate Default Text Translation

このオプションを選択すると、標準のデフォルトテキスト形式では適切な変換が不可能な場合に、その代わりとなる Oracle のデフォルトテキスト形式を指定できます。ここで指定するテキスト形式は、Oracle でサポートされていなければなりません。

Selection Type

コネクションのメタデータ型を指定します。

  • Oracle テーブルに接続するには、[Table] を選択します。
  • Oracle ビューに接続するには、[View] を選択します。
  • Oracle ストアドプロシージャに接続するには、[Procedure] を選択します。

テーブル名や列名にスペースは入れないでください。

[Table/View/Procedure] セクション

[Table/View/Procedure] セクションについて、次の表で説明します。

フィールド

説明

Owner

指定したデータベース内の上記のテーブル、ビュー、またはプロシージャ選択型に使用できるオーナー名がリストされます。

このオプションによって、データソースの選択を特定のオーナーレベルに制限できます。

選択リストには、Oracle のオーナーがすべて表示されます。接続しているテーブル、ビュー、またはプロシージャのオーナーをリストから選択します (任意)。

名前

指定したオーナーに定義されている使用可能なテーブル、ビュー、またはプロシージャ名がリストされます。

選択リストには、選択したオーナーのすべての Oracle テーブル、ビュー、またはプロシージャが表示されます。接続するテーブル、ビュー、またはプロシージャを選択します。

オーナーを指定しないと、指定した選択型のテーブル、ビュー、またはプロシージャの名前がリストされます。

テーブル名や列名にスペースは入れないでください。

Column/Parameter

指定した名前に定義されている列またはパラメータ (ストアドプロシージャ) がリストされます。

選択したパラメータ、テーブル、またはビューのプロシージャや列と、対応するデータ型が自動的にリストされます。

テーブル名や列名にスペースは入れないでください。

Comment

コネクション文書にその目的と使用方法を説明するコメントを追加できます。これはリッチテキストフィールドです。ここに Notes 文書リンクおよび通常のテキスト文字を貼り付けることができます。