skipContainers - コンテナのスキップ

指定された数の名前付きコンテナをスキップして グループを割り当てます。

カテゴリ

basics

構文

skipContainers="n"
ここで、n は 整数であり、0 (デフォルト) は最も内側のコンテナを意味します。

使用法

設計モードで、[すべてのプロパティ] を クリックし、[basics] の下で [skipContainers] を 探します。
すべての XPage には、トップレベルのビューと フォームの 2 つの名前付きコンテナがあります。 生成されたページソースで、 これらのコンテナには通常 view_id1 という名前が付けられるため、 フォームのソースは以下のように始まります。
<form id="view:_id1"
名前付きコンテナを 生成する要素としては、リストボックスコントロールコンボボックスコントロールチェックボックスコントロールラジオボタンコントロール繰り返しコントロールページの組み込みコントロール表コントロールビューコントロールデータ表コントロールタブ付きパネルコントロール、 データ表コントロールとビューコントロールの列、イベントハンドラがあります。 skipContainers を適用しない限り、 グループはコンテナごとに割り当てられます。
例えば、 データ表の 2 つの列にラジオボタンがある場合は、 以下の ID が (ページソースに) 生成されます。
id="view:_id1:dataTable1:0:column1:radio1 value="apples""
name="view:_id1:dataTable1:0:column1:fruit"
id="view:_id1:dataTable1:0:column2:radio1" value="oranges"
name="view:_id1:dataTable1:0:column2:fruit"
ここで、name は グループ ID であり、0 は最初の行を意味します。 その後の行の ID は 1、2 などに なります。

グループ名がすべて異なるため、 各ボタンは独立して機能することに注意してください。

skipContainers を 1 に設定することにより、 列部分をグループ ID から外すことができます。 ここでは、 各行の両方の列のボタンが 1 つのグループとして機能します。
id="view:_id1:dataTable1:0:column1:radio1" value="apples"
name="view:_id1:dataTable1:0:fruit"
id="view:_id1:dataTable1:0:column2:radio2" value="oranges"
name="view:_id1:dataTable1:0:fruit"
この例の場合、 ページにあるすべてのボタンを強制的に 1 つのグループに まとめるには、skipContainers を 3 または 4 に 設定します。

ページにある名前付きコンテナの数を超えていると、 実行時にページをロードするときに、[コマンドはハンドルされません] という エラーが出されます。

ここに示す表のラジオボタンコントロールは、 各行にある両方の列のボタンを、同じグループに割り当てています。
<xp:dataTable id="dataTable1" rows="30" var="rowdoc" 
	value="#{javascript:return database.getAllDocuments()}">
	<xp:column id="column1">
		<xp:radio text="apples" id="radio1"
			value="#{document1.fruit}" selectedValue="apples" groupName="fruit"
			skipContainers="1">
		</xp:radio>
	</xp:column>
	<xp:column id="column2">
		<xp:radio text="Oranges" id="radio2"
			value="#{document1.fruit}" selectedValue="oranges" groupName="fruit"
			skipContainers="1">
		</xp:radio>
	</xp:column>
</xp:dataTable>