日付と時間を表します。
public class DateTime extends Base
DateOnly (getDateOnly を使用)
GMTTime (getGMTTime を使用)
IsDST (isDST を使用)
LocalTime (getLocalTime、setLocalTime、setLocalDate を使用)
Parent (getParent を使用)
TimeOnly (getTimeOnly を使用)
TimeZone (getTimeZone を使用)
ZoneTime (getZoneTime を使用)
新しい DateTime オブジェクトを作成するには、Session の createDateTime を使用します。
最初に createDateTime で DateTime オブジェクトを作成し、次に setLocalTime と setLocalDate を使用して日付と時刻をリセットします。createDateTime メソッドには String 型、java.util.Date 型、または java.util.Calendar 型のパラメータを指定します。setLocalTime の 1 つのフォームには String 型のパラメータを指定し、もう 1 つのフォームには java.util.Date 型のパラメータを指定し、3 つ目のフォームには java.util.Calendar 型のパラメータを指定します。setLocalTime と setLocalDate のその他のフォームでは int 型のパラメータを複数指定します。
日付パラメータの String 型のフォームは日付、スペース、時刻と続きます。時刻のない日付や日付のない時刻も指定できますが、タイムゾーンは設定されません。後述の「タイムゾーン」を参照してください。
日付と時刻を文字列値から指定すると、次の条件が適用されます。
地域設定に依存することを避けるには、java.util.Calendar クラスを使用できます。例えば、getInstance といずれかの set メソッドを使用して、createDateTime のパラメータを作成できます。
DateTime オブジェクトを新規に作成すると、Domino のタイムゾーンの設定によって TimeZone プロパティが決められます。例えば、Domino のタイムゾーンが東部標準時間に設定されているコンピュータでコードが実行されるときは、新規の DateTime オブジェクトの TimeZone プロパティは自動的に 5 に設定されます。GMTTime プロパティと LSGMTTime プロパティも Domino のタイムゾーンの設定によって決められます。
時刻の要素または日付の要素のない日付を作成すると、タイムゾーンは無効となり TimeZone プロパティは 0 を返します。この場合、LocalTime と GMTTime の両方のプロパティはタイムゾーンが設定されていないため同じ時刻値を返します。convertToZone を適用すると、タイムゾーンは無効のまま、また TimeZone も 0 で変わらず、エラーは発生しません。
「Today」、「Tomorrow」、「Yesterday」などの式を使用して新しい DateTime オブジェクトを作成する場合、日付の値は Domino での現在の日付設定を使用して決定されます。このような式は DateTime オブジェクトの時刻の部分には影響を与えません。DateTime を現在の日付および 時刻に設定するには、「Today」または「Yesterday」の後に時刻を指定するか (「Today 12:00:00 AM」など)、setNow を使用します。
Domino 文書のアイテム内に格納されている日付/時刻値にアクセスするには、Item の getDateTimeValue を使用します。
International クラスを通じて、オペレーティングシステムの日時の区切り文字とタイムゾーン設定を取得できます。