この章では、Lotus® Connector for OLE DB について説明します。コネクション文書の各フィールドについての説明も含まれています。
Lotus Connector for OLE DB について
この章では、Lotus Connector for OLE DB について説明します。Microsoft SQL Server コネクションの作成方法についても説明します。Lotus Connector
for OLE DB は、LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator® for Domino)、DECS (Domino 基幹連携サービス)、および LSX (Lotus Connector LotusScript® Extensions) で使用できます。
OLE DB の用語
以下の表に、Lotus Enterprise
Integrator (LEI) の用語と、それに対応する OLE DB の用語をリストします。
DECS の OLE DB コネクション文書
Domino 基幹連携サービス (DECS) の OLE DB コネクション文書では、OLE DB データベースへのコネクションを定義します。コネクション文書を使用すると、システムのコネクションを定義できます。コネクション文書には、特定のデータベースとユーザーのアクセス情報が含まれています。アクティビティを作成するときは、あらかじめ指定されているコネクションの中から該当するコネクションを選択します。
SQL Server のストアドプロシージャを呼び出す
プロシージャが使用できる場合は常に、Microsoft SQL Server のストアドプロシージャを Direct Transfer アクティビティのターゲットとして、または LC LSX スクリプト内で使用できます。ストアドプロシージャを呼び出すときは、パラメータを正しく設定しなければなりません。
ストアドプロシージャによる出力パラメータの近似
Lotus Connector for OLE DB は出力パラメータをサポートしていませんが、ストアドプロシージャによって出力パラメータの機能に近似した結果セットを生成できます。ストアドプロシージャを使用すると、レコードを挿入または更新するときにデータベースによって生成された情報に効率的にアクセスできます。ただし、ストアドプロシージャにより多くの結果セットが生成されても、Lotus Connector for OLE DB は 1 つの結果セットのみを取得します。
Microsoft SQL Server のデータ型
各アクティビティでの Microsoft SQL Server のデータ型と、それに対応する LEI (Lotus Enterprise Integrator) および DECS (Domino 基幹連携サービス) のデータ型を次の表に示します。
Microsoft Access 2000 のデータ型
各種アクティビティでの Microsoft Access のデータ型と、それに対応する Lotus Enterprise Integrator (LEI) と Domino 基幹連携サービス (DECS) のデータ型を次の表に示します。