message - エラー表示

1 つのコントロールに関するエラーメッセージが表示されます。

カテゴリ

コアコントロール

構文

<xp:message attributes>content</xp:message>
表 1. 必須プロパティ
プロパティ 説明
id デフォルトは message1message2 などです。
for ターゲットコントロールを識別します。
表 2. すべてのプロパティ
カテゴリ プロパティ
アクセシビリティ roletitle
basics attrsbindingdirforidlangloadedrenderedrendererType
format showDetailshowSummarytooltip
styling disableThemeerrorClasserrorStylefatalClassfatalStyleinfoClassinfoStylestylestyleClassthemeIdwarnClasswarnStyle

すべてのプロパティ

使用法

デフォルトでは、大半の検証チェックは、サーバーに要求を送信する前に、 クライアント側で行われます。 検証が失敗した場合、クライアントはダイ アログにエラーメッセージを表示し、サーバー要求を キャンセルします。

検証チェックをサーバー側で行い、このコントロールにエラーメッセージを表示させたい場合、 ターゲットコントロールについて、disableClientSideValidationtrue に設定する必要があります。

このコントロールを使用するときにアクセシビリティ要件に準拠するには、ある特定の入力コントロールについて、例に示すように aria-describedby 属性を使用して、それぞれの xp:message control を関連付けることをお勧めします。これにより支援機能がサポートされるので、入力コントロールがフォーカスを受け取るときに、関連付けられた検証エラーメッセージを示す説明がユーザーに提供されます。

<xp:label id="xpLabel1" value="Enter any value" for="xpInputText1" />
<xp:inputText id="xpInputText1" value="#{sessionScope.foo}" required="true"
        disableClientSideValidation="true">

	<xp:this.attrs>
		<xp:attr attr name="aria-describedby" value="#{id:msgPanel}" />
	<xp:this.attrs>

</xp:inputText>

<xp:panel id="msgPanel">
	<xp:message id="message1" for="xpInputText1"/>
</xp:panel>
注: ラベルのクライアント ID をスペースで区切ったリストを aria-describedby 属性に指定することにより、1 つの入力コントロールに複数の説明を関連付けることができます。

ここでは、入力ボックスは数値データにバインドされており、 クライアントサイドの検証は行われません。 入力ボックスのエラー表示は以下 のとおりです。
<xp:inputText id="inputText3" value="#{document1.number}"
	disableClientSideValidation="true">
	<xp:this.converter>
		<xp:convertNumber type="number"></xp:convertNumber>
	</xp:this.converter>
</xp:inputText>
<xp:message id="message1" for="inputText3"></xp:message>
ユーザーが数値以外の値を入力ボックスに入力した場合、 以下のメッセージがエラー表示に表示されます。
このフィールドは、有効な数値ではありません