文字列の比較方法を指定します。
Option Compare option1 [ , option2 ]
Option には、次の値を指定できます。
Binary
ビット単位で比較されます。Binary を指定した場合、他のオプションは指定できません。
Case または NoCase
大文字と小文字を区別する (既定) か、区別しません。このオプションは、どちらか一方のみ指定できます。NoCase の代わりに Text キーワードを指定することもできます。
Pitch または NoPitch
全角と半角を区別する (既定) か、区別しません。このオプションは、どちらか一方のみ指定できます。このオプションは、アジア言語 (2 バイト) に適用されます。
Case キーワード、NoCase キーワード、Pitch キーワード、NoPitch キーワードは、使用中の IBM® ソフトウェアによって決定された文字照合順序を使用する文字列の比較を指定します。Binary キーワードは、プラットフォームの照合順序による文字列の比較を指定します。その結果、プラットフォームのソート順になり、大文字と小文字および全角と半角を区別して比較されます。
Option Compare は、モジュールごとに複数回指定できますが、矛盾するオプションは指定できません。Option Compare は、モジュールレベルでどこに指定しても構いません。Option Compare は、モジュールスコープの文字列比較に適用されます。Option Compare ステートメントを省略すると、既定の文字列比較方法は Option Compare Case と Option Compare Pitch と同じになります。
InStr や StrCompare などの一部の関数では、Option Compare または既定で設定されている大文字と小文字、および全角と半角の区別を、大文字と小文字と全角と半角の区別を指定する引数によって無効にできます。