リレーショナルデータベースへアクセスする式とスクリプトを記述する

次の @関数は、ODBC 経由で外部データベースにアクセスし、値や値のリストを返します。

@DbColumn は、テーブルの 1 列内の値をすべて、または、すべての重複しない値を返します。
@DbLookup は、キーのマッチングにより、テーブルの 1 列内の選択された値を返します。
@DbCommand は、外部 DBMS へコマンドを渡し、その結果を返します。

@DbColumn と @DbLookup は、データを取得するだけです。データの追加、削除、修正や、他の操作はできません。@DbCommand はデータを取得するか、データを変更できる他の SQL ステートメントを送信できます。LotusScript® は、外部データベースを更新する機能をはじめ、さらに幅広い機能を備えています。

LotusScript のデータオブジェクト (LS:DO)

LS:DO は、LSX 準拠のモジュールです。このモジュールを使用すると、LotusScript を使用して、Notes 以外の外部データソースからデータを取り込むことができます。次の手順を行うスクリプトを作成してください。

データソースとの接続を確立します。
接続ごとに、データソース名を指定します。指定したデータソース名が未登録の場合は、追加の情報を入力する必要があります。
SQL ステートメントを使用して、データソースに照会や他のアクションを送信します。
結果セットを取得して使用します。
情報を、リレーショナルデータベースに読み込むか、修正するか、追加します。
データソースとの接続を終了します。

外部データベースにアクセスするスクリプトの記述の詳細については、Notes Domino® Application Development Wiki (http://www-10.lotus.com/ldd/ddwiki.nsf) のトピック「LS:DO 経由で外部データベースにアクセスする」を参照してください。