スクリプトライブラリを使用する

このタスクについて

スクリプトライブラリには、LotusScript、Java、JavaScript が含まれています。スクリプトライブラリを使用すると、クラス、関数、変数を保存してアプリケーション内で共有することができます。スクリプトライブラリは、クライアントライブラリまたはサーバーライブラリのいずれかになります。

スクリプトライブラリのスコープは、現在のアプリケーションです。データベースの全スクリプトは、そのデータベース内のライブラリにある LotusScript、JavaScript、Java を利用できます。しかし、ライブラリはデータベースの外のスクリプトからは利用できません。例えば、文書中のボタンでスクリプトライブラリを使用し、その文書を同じスクリプトライブラリを備えていないデータベースへメールするか貼り付けた場合、スクリプトは失敗します。スクリプトが現在のデータベースにはないライブラリを使おうとすると、USE か USELSX モジュールのロードに失敗した旨のエラーメッセージが表示されます。

注: Release 8.0 では、Web サービスに対応したスクリプトライブラリを介して Domino Web サービスをアプリケーションで使用していました。Release 8.5 の Web サービスコンシューマの場合、スクリプトライブラリからは独立した要素として定義されています。

アプリケーションナビゲータからスクリプトライブラリを作成するには

手順

  1. アプリケーションナビゲータで、アプリケーション名を展開します。
  2. [コード]>[スクリプトライブラリ] をダブルクリックします。
  3. 作成するライブラリのタイプに基づいて、[新規 LotusScript ライブラリ]、[新規 JavaScript ライブラリ]、または [新規サーバー JavaScript ライブラリ] のボタンをクリックします。
  4. [新規 LotusScript ライブラリ]、[新規 JavaScript ライブラリ]、[新規サーバー JavaScript ライブラリ] ダイアログボックスで、次の操作を実行します。
    • ライブラリの名前を入力します。名前は一意で、オペレーティングシステムの命名規則に従っている必要があります。
    • [アプリケーション] ドロップダウンリストから目的のアプリケーションを選択します。
  5. [OK] をクリックします。

メニューからスクリプトライブラリを作成するには

手順

  1. [ファイル] - [新規] - [<type> スクリプトライブラリ] を選択します。次のいずれかのタイプを選択します。
    • LotusScript ライブラリ
    • JavaScript ライブラリ
    • Java ライブラリ

    空のスクリプトがプログラムペインのワークペインに表示されます。

  2. [新規 LotusScript ライブラリ]、[新規 JavaScript ライブラリ]、[新規サーバー JavaScript ライブラリ] ダイアログボックスで、次の操作を実行します。
    • ライブラリの名前を入力します。名前は一意で、オペレーティングシステムの命名規則に従っている必要があります。
    • [アプリケーション] ドロップダウンリストから目的のアプリケーションを選択します。
  3. [OK] をクリックします。

タスクの結果

注: Domino Designer でのスクリプトライブラリの使用の詳細については、このプラグインに付属している『Domino XPages ユーザーガイド』のヘルププラグインを参照してください。この情報にアクセスするには、Domino Designer のメニューから [ヘルプ] - [ヘルプコンテンツ] を選択して、Eclipse ヘルプシステムを起動します。プラグインには左側の [目次] パネルからアクセスしてください。

ライブラリの組み込みに関する指示は、次のトピックを参照してください。

既存のスクリプトライブラリにアクセスする

手順

  1. アプリケーションナビゲータで、[コード] - [スクリプトライブラリ] を展開します。

    スクリプトライブラリの一覧が、設計要素リストに表示されます。

  2. 表示するスクリプトライブラリを選択します。

    スクリプトライブラリがプログラムペインに表示されます。