runOnServer (Agent - Java)

データベースのあるコンピュータ上でエージェントを実行します。

定義位置

Agent

構文

public int runOnServer( )
    throws NotesException
public int runOnServer(String noteID)
    throws NotesException

パラメータ

string NoteID

オプション。文書の NoteID です。この値は呼び出し先エージェントの ParameterDocID プロパティに渡されます。

注: このパラメータは R5.0.2 で新しく追加されました。

戻り値

int 型

操作のステータスを返します。0 は成功を示します。

使用法

このメソッドでは、ソース言語 (シンプルアクション、式、LotusScript®、Java™) に関係なく、任意のエージェントを実行できます。

エージェントを再帰的に実行することはできません (エージェントをそれ自体から呼び出すことはできません)。

runOnServer メソッドを使用してエージェントを実行するのに必要なアクセスレベルを制御する規則は、その他のサーバーベースのエージェントに対するものと同じです。エージェントのセキュリティについては、「エージェントのセキュリティを設定する」を参照してください。

ユーザーは呼び出し先エージェントと直接対話することはできません。 ユーザー出力は Domino ログに送られます。

呼び出し先エージェントをデバッグすることはできません。

ローカルデータベースでは、runOnServer メソッドは run メソッドと同様に機能します。つまり、リモート (IIOP) 呼び出しを処理するサーバー、またはローカルコンピュータでエージェントを実行します。

注: この動作はリリース 5.0.2 での新機能です。以前の動作では、"runOnServer must be used with a remote database." というエラーメッセージが表示されました。

Notes クライアントで runOnServer を呼び出すと、エージェントの署名者がセキュリティに関与することになります。

クロスリファレンス

LotusScript NotesAgent クラスの RunOnServer メソッド

式言語の AgentSetServerName @コマンド