RunOnServer (NotesAgent - LotusScript)

データベースのあるコンピュータ上でエージェントを実行します。

注: このメソッドは、R4.6.1 で新しく追加されました。

定義位置

NotesAgent

構文

status = notesAgent.RunOnServer( [ noteID$ ] )

パラメータ

noteID$

String 型。オプション。文書の文書 ID。この値は呼び出し先エージェントの ParameterDocID プロパティに渡されます。

注: このパラメータは R5.0.2 で新しく追加されました。

戻り値

status

整数。処理状況を返します。0 の場合は成功です。

使用法

このメソッドでは、ソース言語 (シンプルアクション、式、LotusScript®、Java™) に関係なく、任意のエージェントを実行できます。

エージェントを再帰的に実行することはできません (エージェントをそれ自体から呼び出すことはできません)。

RunOnServer メソッドを使用したエージェントを実行するためのアクセスレベルを制御する規則は、その他のサーバーで実行されるエージェントに適用されるものと同じです。エージェントのセキュリティについては、「エージェントのセキュリティを設定する」を参照してください。

ユーザーは呼び出し先エージェントと直接対話することはできません。 ユーザー出力は Domino ログに送られます。

呼び出し先エージェントをデバッグすることはできません。

ローカルデータベースでは RunOnServer メソッドは Run メソッドのような働きをします。つまり、ローカルコンピュータ上でエージェントを実行します。

注: この動作はリリース 5.0.2 での新機能です。以前の動作では、"RunOnServer must be used with a remote database." というエラーメッセージが表示されました。

Notes クライアントで RunOnServer を呼び出すと、エージェントの署名者がセキュリティに関与することになります。

COM アプリケーションの場合、Notes のプログラムディレクトリは COM のアプリケーションパス内に含まれていなければなりません。

クロスリファレンス

Java Agent クラスの runOnServer

式言語の AgentSetServerName @コマンド