エージェントへのアクセス権を付与するクラスは AgentContext と Agent の 2 つです。
AgentContext クラスにより、エージェントとして実行中のプログラムの、現在のエージェント環境の属性にアクセスできます。現在のエージェントコンテキストを取得するには、Session の getAgentContext を呼び出します。プログラムがエージェントとして実行されていない場合、getAgentContext は null を返します。
次のメソッドにより AgentContext の各プロパティにアクセスします。
unprocessedFTSearch、unprocessedFTSearchRange、unprocessedSearch メソッドは、検索条件に一致する「未処理」文書を表す DocumentCollection オブジェクトを返します。updateProcessedDoc メソッドは、新規および変更文書に対する今後の検索に対して、文書を「処理済み」とマークします。
Agent クラスは、エージェントを表します。AgentContex の getCurrentAgent を使用すると、現在のエージェントにアクセスできます。Database の getAgents を使用すると、データベース内のすべてのエージェントにアクセスできます。Database の getAgent を使用して、指定したエージェントにアクセスすることもできます。
次のメソッドにより、Agent の各プロパティにアクセスします。
Agent クラスには、データベースからエージェントを削除するための remove メソッド、プログラムが実行されているコンピュータでエージェントを実行するための run メソッド、エージェントのデータベースがあるコンピュータ上でエージェントを実行するための runOnServer メソッド、setServerName と setEnabled によって行われた変更を保存するための save メソッドが含まれています。